NEXCO中日本(中日本高速道路)とNEXCO東日本(東日本高速道路)は現在、長野県内の高速道路が定額で乗り放題となるETC車限定割引「信州歴史めぐりフリーパス」を発売している。
周遊エリア内の高速道路が定額乗り放題の「周遊プラン」(普通車=5,500円、連続する2日間有効)と、周遊プランに「首都圏出発エリア」からの高速道路往復が加わった「首都圏出発プラン」(普通車=9,500円、連続する3日間有効)を用意。周遊エリアは、上信越自動車道の碓氷軽井沢IC~信濃町ICと、長野自動車道の岡谷JCT~更埴JCT、中央自動車道の諏訪南IC~飯田山本ICで、県内全域が対象となる。利用開始前までにNEXCO東日本のウェブサイト「ドラぷら」からの申し込みが必要。
これまでにも高速道路の定額乗り放題の取り組みはあったが、NEXCO中日本と同東日本が連携して実施するのは初めて。これにより、県内全域を対象とした周遊プランが実現した。
県では現在、春の信州キャンペーン「信州歴史探訪スタンプラリー」を開催中。松本城や牛伏寺、上田城や諏訪大社など県内の城・城跡・神社仏閣22カ所を巡る企画で、全て巡ると抽選で県内の宿泊施設宿泊補助券1万円分(ペア15組)などを進呈する。今回は初の試みとして、スマートフォンやタブレットで参加できるようにした。
「大河ドラマ『真田丸』や御柱祭で盛り上がった『諏訪大社』など、話題の場所もたくさんある。『フリーパス』などを利用して楽しんでもらえれば」(県観光部担当者)。
期間は、フリーパスは7月31日まで。スタンプラリーは6月30日まで。詳細はホームページで確認できる。