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松本・駅前大通りに「HOP FROG CAFE」 10種のクラフトビール&コーヒー

スタイリッシュな雰囲気の店内

スタイリッシュな雰囲気の店内

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 松本・駅前大通り沿い「まつもと市民芸術館」向かいに8月8日、クラフトビールとコーヒーの店「HOP FROG CAFE(ホップフロッグカフェ)」(松本市中央3、TEL 090-6022-5760)がオープンした。

カウンター奥にはタップが並ぶ

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 店舗面積は約15坪。席数はテーブル、カウンター合わせて18席。東京・葛飾に昨春オープンした「バイシクル・コーヒー」の立ち上げに携わった吉川和平さんが妻の直子さんと移住して開業。空き店舗だった物件を改装し、打ちっぱなしのコンクリートに温かみのある木を使ってスタイリッシュな雰囲気に仕上げた。

 クラフトビールは常時10種類。「いろいろな種類を楽しんでほしい」と、レギュラー(200ミリリットル=600円)、ラージ(300ミリリットル=900円)の2サイズで用意する。ペールエール、スタウトなど多彩なスタイルのものを週替わりで展開し、半分は県内のものを扱う。現在は、「志賀高原・IPA」「南信州ビール・アルプスヴァイツェン」「サンクトガーレン パイナップルエール」など。香りも楽しめるよう、チューリップ型のグラスで提供する。

 フードメニューは、定番の「ポテトサラダ」(400円)や「野菜のおつまみ盛り合わせ」(600円)、「国産牛のミートローフ」(1,000円)のほか、旬の野菜を使った「本日のサラダ」(600円)などの日替わりメニューも。「選んだビールに合わせて薦められるようなメニューを意識している」と直子さん。使う食材は地元産を中心に、「どのように作っているかきちんと分かるものを選んでいる」という。

 コーヒーは3種類。現在は、エチオピアやニカラグアの豆を用意する。「それぞれ個性を感じられるものを選んだ。いずれは自ら焙煎(ばいせん)もしたい」

 和平さんがクラフトビールに出会ったのは2000年代後半、米コロラドで働いていたときだという。「その多様性に驚き、いつかは自分で店を持ちたいと思った」。2007年に帰国した後、さまざまな事業展開を検討したが、実現までには至らなった。転機となったのは、昨年和平さんが出場した「アルプスあづみのセンチュリーライド」。「松本はとてもいいところだ」と伝えた直後、直子さんも松本を訪れる機会があり、2人で移住を決めた。

 「クラフトビールもコーヒーも、人が手間をかけてつくっているもの。掘り下げると味わい深く面白い面が見えてくる」と和平さん。「新たな魅力を発見できると思うので、ぜひ足を運んでもらえれば」と直子さん。

 営業時間は14時~22時。水曜定休。

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