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世界各地のビンテージパーツ・靴など「行商」 松本のセレクトショップで

ユーズドの靴はソーピング済み。色を染め変えたものも

ユーズドの靴はソーピング済み。色を染め変えたものも

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 松本市のセレクトショップ「ANOTHER LOUNGE(アナザーラウンジ)」(松本市中央1、TEL 0263-35-7218)で現在、さまざまなプロダクトを紹介する「手しごとのアレとコレ Vol.002」が開催されている。

カフリンクスやシャツスタッズ、スクールピンなど

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 メンズブランド「Milok(ミロック)」のデザイナー・島田勝典さんがディレクションを行い、同ブランドのフラッグシップショップ(東京都渋谷区)で開催後、長野県・宮城県を巡業する「行商」イベント。世界各地のビンテージパーツや靴、アイウエア、オールドキリムのほか、自身がデザインを手掛ける犬猫のためのブランド「3マイルウォーカーズ(3MW)」や、埼玉県・浦和のパン店「プティリッシュ」の焼き菓子なども販売する。

 「SHIMADANTIQUES(シマダアンティークス)」は、島田さんが収集してきた1860~1970年代のヨーロッパやアメリカ製のユーズド、デッドストックを用意。カフリンクスやシャツスタッズ、スクールピンなどが数多く並ぶ。商品はリングやネックレスなどにリメークすることも可能。「工芸品として美しいものを、気軽に身に付けてもらえれば」と島田さん。

 ビンテージの靴は、1960年代のアメリカのユーズドが中心。グッドイヤー・ウェルト製法などを用いた、手のかかる作り方のものが多いという。「新しいものには新しいものの、古いものには古いものの良さがあるが、50年以上前に作られた靴がこうして残っているのは作りがいいから。その良さを感じてほしい」。オリジナル靴ひもの製作も受け付ける。

 「3MW」は、人が使うものと同じクオリティーを持つ犬や猫のアイテムを展開する。首輪やリードのほか、古材オークとホーローを組み合わせ、食べやすい高さを意識してデザインした「TABLE for DOG/CAT」なども。「首輪とブレスレットをおそろいで使うこともできる。デザインもインテリアに調和するものなので、暮らしの中になじむ」。

 25日・26日は島田さんが来店。来客との会話も楽しみながら、商品について説明した。「現在では再現できないようなものや、高価で手に取りづらいものも多い。まずは見て、手にして、どうやって作られたものかを知ることができる機会になれば」と島田さんは話す。

 価格は、ビンテージパーツ(リメ-ク代込み)=1万8,000円~、靴=1万7,000円~、アイウエア=1万円~、キリム=1万5,000円~など。営業時間は11時~20時。8月5日まで。

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