まつもと市民芸術館(松本市深志3)で5月3日、「TEDxMatsumoto」が開催される。現在、登壇者を一般公募している。
「TED(Technology Entertainment Design)」は、テクノロジー、エンターテインメント、デザインの3つの領域が一体となって未来を形作るという考えを基に1984年、米カリフォルニア州モントレーでスタートしたカンファレンス型イベント。登壇者は、さまざまな分野の独創的なアイデアをプレゼンテーションする。「TEDx」はTEDを母体に世界120カ国以上で開催されており、県内では昨年5月の佐久市に続き2カ所目。
応募条件は、実践している「広める価値のあるアイデア」があることで、発言の持ち時間は18分以内。書類選考後、3月8日に公開オーディションを行い、登壇者3人を決める。当日は、公募枠と推薦枠の計10人が登壇を予定する。
「公的教育でも実務研修でもない、第3の学びの場ともいえる新しい情報発信の場をつくりたい」と同組織委員会の代表・伊藤文嗣さん。松本開催に向けて昨年秋ごろから準備を進めてきた。
登壇者のほか、PRや舞台演出などのボランティアスタッフも募集している。「TEDが好きという人、信州の素晴らしさを世界に知ってもらいたいという思いがある人、何か面白いことをやりたいという人など、さまざまな人に参加してもらえれば」
登壇者の応募はウェブサイトで受け付ける。締め切りは2月16日。問い合わせは事務局(TEL 090-1465-5232、田村さん)まで。ボランティアスタッフは2月15日・18日に説明会を予定する。