塩尻市の市民交流センター・えんぱーく(塩尻市大門一番町)で1月11日から3回シリーズのセミナー「地域活動のためのお金セミナー」が開催される。
同セミナーは、昨年秋から行われている地域再生や活性化などに取り組む人材育成講座「信州大学 地域戦略プロフェッショナル・ゼミ」の連携セミナーとして、信州ファンドレイジングチームが主催。地域活動を始めてみたい人や、活動を始めたが資金で困っている人、ファンドレイジングに関心がある人などを対象に開く。講師はNPO法人長野サマライズ・センター事務局長の小笠原恵美子さんと、NPO法人わおん理事長の山田勇さん。
11日はファンドレイジングの種類や現状など基本を知る「お金を集める方法のあれこれ~ファンドレイジングってなに?~」を開催。同25日は、「挑戦してみてわかった!クラウドファンディング」として経験談を交えながらクラウドファンディングについて学ぶ。2月1日は、総まとめとして事例を基に実際に書類を作成する「助成金申請書の書き方を考えよう!」を行う。
「活動資金について知りたい、学びたいというニーズが高い。地域活動の成果を上げるためには多くの人と関わりながら活動資金も得ていくファンドレイジングが重要」と小笠原さん。「さまざまな地域課題へ取り組む第一歩になれば」と話す。
開催時間はいずれも14時~16時。参加費は各回=2,000円、3回連続=4,500円(資料代、お茶代込み)。問い合わせ、申し込みはメールと電話(TEL 090-8597-2875、事務局・吉国さん)で受け付ける。