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松本のギャラリーカフェで女性作家の個展-陶製の掛け時計や小物など200点

さまざまな作品が並ぶギャラリー内の様子

さまざまな作品が並ぶギャラリー内の様子

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 松本のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で現在、「スミレ研究所」の工房名で活動する陶芸作家・イラストレーターの金井三和さんによる個展「12月の足音展」が開催されている。

バリエーション豊かなブローチ

 同ギャラリーでの個展は10回目。掛け時計、箸置き、ブローチ、オーナメントなど陶作品を中心に、絵画やカレンダーなど約200点を展示。酪農や家事など体を動かす仕事の中で想像を膨らませ、ひらめいたアイデアを作品にした。

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 陶製の掛け時計は、県内の時計作家・サンガキヌヨさんの振り子時計に触発され、サンガさんに習いながら作ったもの。鳥の足が振り子になったものや円形のシンプルなもの、振り子のないものなど7点を飾る。針は陶の雰囲気に合わせて、長針・短針は木工工房「パントキ」(梓川梓)に、秒針は金工作家・山本葵さんに制作を依頼したという。「窯から出してみるとヒビが入っていたり、針穴が縮んでしまったり、きちんと焼き上がったのは半分くらい」と金井さん。

 ブローチは、円形や三角形、ネコや小魚などの生き物をモチーフに、2種類の土を使い分けたり、色や質感の違う釉薬(ゆうやく)を使ったりすることでバリエーション豊かに展開。ブローチの台紙には金井さんが作品でほとんど使うことのない赤色を選び、温かみのあるディスプレーを意識した。そのほか黄瀬戸(きせと)の釉薬で焼き上げた「ぞうさんカップ」や、鉄の絵の具や釉薬でイラストを施した大鉢などの新作も。

 「昨年から試行錯誤してきた振り子時計が完成したので、ぜひ見に来てほしい」と金井さん。「作品を手にとってもらい、お客さんの自由な発想で使ってもらえたら」とも。

 作品は全て販売する。振り子時計=1万2,000円、ブローチ=1,500円、箸置き=500円、カレンダー=1,800円など。営業時間は11時~20時。12月15日・16日・24日は休み。今月29日まで。

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