葉から水分を吸収して育つ「ティランジア」を使ったワークショップが3月30日、松本・縄手通り近くのジャム専門店「Momo cafe(モモカフェ)」(松本市大手4、TEL 0263-32-2968)で行われる。
「ティランジア」は別名「エアプランツ」とも呼ばれる植物。葉から水分を吸収して土がなくても育つため、最近ではインテリアとしても注目されている。当日は、同店店主の蒔田友之さんが、ティランジアの活着と育て方の紹介を行う。
蒔田さんがティランジアを育て始めたのは、2010年に同店がオープンしてからのこと。店内のデコレーション用にと、ティランジアや多肉植物を置くようになった。普通の草とは異なり、当初はうまくいかないことも多かったが、いろいろ調べて試行錯誤するうちに、生き生きと成長するように。「ティランジアは(育てるための)知識が必要な植物。すぐ枯れてしまうこともあるが、原因が明白なので、コツをしっかり押さえることができれば大丈夫」と蒔田さん。お客さんと話す中で、興味を持っている人も多いと感じ、紹介する機会を設けたいと考え始めたという。
ティランジアは日本有数のナーサリー(生産者)である神奈川県の「SPECIES NURSERY」から仕入れる。「最初に生き生きした草体を手に入れられるかが大事。そういう意味でも貴重な機会になると思う」と蒔田さん。「身近に感じてもらえるよう、今後も定期的に紹介できる機会を設けたい」とも。
開催時間は10時~。参加費は1,500円(草体、くっつける素材込み)。くっつけたい素材(流木など)があれば持参も可能。植物をつるすことができるティランジアハンガーも販売する。申し込みは同店まで。