松本の雑貨店「tonico(トニコ)」(松本市中央2、TEL 0263-34-6621)で現在、「トニコのだるま市007」が開催されている。
出展は、小口緑子さん、小沢夏美さん、落合恵さん、金井三和さん、高橋漠さん、田中一光さん、野村剛さん、福田利之さん、松永悠一郎さん、モモセヒロコさん、柳沢友子さん、山崎美帆さん、ようさん工房、和田朋子さん、AkaneBonBon、Onigirin、kimi-noix、chez momo、toji kyoko、mauve、wawaの21組。オブジェや置物、アクセサリー、ペーパーアイテムなど、だるまをモチーフに制作した約30の作品を展示する。
画家の松永さんは、木の枝から削り出した木彫りのだるまを制作。昨年の同展で木彫りに取り組んだことがきっかけで今年も作ったという。イラストレーターの山崎さんの作品は石こう粘土を使った指先サイズのだるま。淡い色を施し、「2014光年先からきただるま」と名付けた。写真家・モモセさんは石に色を付けた「だるまちゃん」を出展。手の中にすっぽり収まるサイズで、愛きょうのある表情に仕上げている。
7回目となる同展。「恒例という感じで、楽しみにして来てくれる人も増えた」と同店オーナーの山田綾さん。毎年、同店での展示をきっかけに縁ができた作家に声を掛けて開いている。「だるまをテーマに、作りたいものを作ってほしいとお願いしている」と山田さん。「普段、扱わないような素材や方法で作ってくれる人もいて、作り手も楽しんでくれているみたい。いつもと違う一面が見られるのもうれしい」とも。
作品は全て販売する。価格は、松永さんの木彫りのだるま=2,100円~、「2014光年先からきただるま」=880円、だるま手拭い=1,000円、だるまタグ(6枚セット)=420円、ダルマッチ=400円など。営業時間は12時~日没ごろまで。休業日は要問い合わせ。1月26日まで。