松本市市場に11月1日、油そば専門店「麺屋かとむら」(松本市市場4、TEL 0263-27-6868)がオープンした。
席数はカウンター11席、テーブル4席、小上がり6席。昨年5月に塩尻市の市民交流センター・えんぱーく1階にオープンした「麺屋幸介」が移転したもので、市内で美容・飲食事業を展開するOUTPUT(宮田)が運営する。「独立した店舗として、店を構えたいと思って移転した」と店長の加藤竜一さん。
油そばは、丼の底に入った少量のたれを麺に絡めて食べるラーメン。チャーシュー、ネギ、メンマ、きざみのりが載る。酢やラー油を加え、辛めが好きな人はどろ唐辛子で調節もできる。「スープがないので、普通のラーメンよりカロリーも低くてヘルシー。あっさり食べられる」
メニューは「並盛り」650円。約1.5倍の量の「中盛」も同額で提供する。「W盛」(2玉)800円、「鬼盛」(3玉)950円も。トッピングは「味がまろやかになる」という温泉卵と「辛し高菜」(以上100円)。サイドメニューは新たに加わった「自家製焼き餃子」(5個、380円)や、「ネギチャーシュー丼」(300円)などを用意する。
「まだまだ油そばになじみがない人も多いと思うが、まずは味わってほしい」と加藤さん。今後は季節限定メニューなども考えたいという。「酢やラー油、トッピングで、自分好みの味を見つけてほしい」とも。
営業時間は11時30分~15時、17時30分~21時30分。水曜定休。