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安曇野にラーメン店「麦工房 かかし」-カフェタイムにはパンケーキ提供

自慢の「しお」(750円)

自慢の「しお」(750円)

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 安曇野市の南部総合公園南側に10月7日、ラーメン店「麺工房 かかし」(安曇野市豊科、TEL 0263-87-6578)が移転オープンした。

ナチュラルテイストの外観

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 店舗面積は25坪。席数は、カウンターとテーブル合わせて36席。松本駅近くで9年にわたり営業していた店舗から移転。ラーメンタイムとカフェタイムに分けて営業する。

 ラーメンは塩味が売り。「スープの味が一番分かってもらえる、ごまかしがきかない味」と店主の本山千良さん。モンゴル岩塩と、8種類の貝のエキスや昆布を調合した塩ダレで作る。麺は特製の中細ちぢれ麺。「(製麺に必要な)かん水もモンゴルのものを使っているので、塩ダレと相性がいい」。「しお」(750円)や「えびしお」(800円)、「しおチャーシュー」(950円)のほか、しょうゆベースやみそベース、つけ麺、松本店時代から人気の「トマトラーメン」(950円)も用意する。

 カフェタイムには、本山さんの妻・美智子さんが手作りするアイスクリームが載ったパンケーキ(2枚)をメーンに提供する。「抹茶と小豆のパンケーキ」(630円)や「キャラメルアップルパンケーキ」(690円)、オリジナルのトマトソースに、カリカリに焼いたベーコンと卵をトッピングした食事系の「野菜たっぷりハムと卵のパンケーキ」(630円)も。「男性の方にも楽しんでもらいたくて」

 美智子さんが安曇野出身だったことから、いずれは安曇野に移転したいと願っていたという。景観条例の厳しい同地区での営業を目指し、数年にわたり交渉を重ね、ようやくオープンにこぎ着けた。「住民の方たちが集える場所がないエリア。『お茶飲み場』としても使ってもらいたかったので、外観や内装をナチュラルにしてカフェタイムも設けた」と本山さん。ラーメンタイムに出されている調味料をテーブルから下げたり、BGMを変えたりと、雰囲気づくりも徹底する。「家族で楽しめる『田舎のラーメン屋』を目指している。公園を利用する方にも来てもらえれば」とも。

 営業時間は、ラーメンタイム=11時~14時、17時30分~22時(スープが無くなり次第終了)、カフェタイム=14時~17時30分。火曜定休。

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