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松本・駅前大通りに書店「栞日」-作り手と読み手をつなぐ「届け手」に

1階はキッチンカウンターが。本のほかに雑貨も並ぶ

1階はキッチンカウンターが。本のほかに雑貨も並ぶ

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 松本・駅前大通り沿い、まつもと市民芸術館近くに8月17日、書店「栞日(しおりび)」(松本市深志3、TEL 0263-87-5377)がオープンした。

3階にはさまざまなジャンルの本が

 店舗面積は約20坪で、4階建てビルの1、3、4階を利用する。カフェも併設し、コーヒー(400円)、「りんごジュース」(350円)、ビール、ワイン(以上600円)などを用意。各フロアに置いた椅子やテーブルでくつろげる。

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 店主の菊地徹さんがセレクトした本は、書籍、雑誌、リトルプレス、古本などさまざま。ジャンルは食、動植物、山や自然をテーマにしたものや、ローカルにスポットを当てたものなどを中心に多岐にわたる。「『心地よい暮らしのヒント』になるようなもの、時折めくって日常でふと一呼吸できるようなものを置いている」と菊地さん。

 菊地さんは静岡市出身。筑波大学在学中、コーヒーチェーンでアルバイトをするうちに、「いつかは自分の店を持ちたい」と思うようになったという。その後、松本市内の旅館や軽井沢町のパン店で働きながら、接客の経験を積んだ。「何かを作り出す人になりたいという気持ちもあり、どういう形がいいのか悩んだこともある」と菊地さん。ものづくりをしたいという気持ちは、「自分で作り出すのではなく、作り手が作ったものを介して、作り手のメッセージを届けたい」と形を変えた。

 「松本は外から来た人に温かい街。お世話になった人も多く、ここで自分なりに恩返しができれば」と今年5月ごろから物件探しを始めた。「ビルを丸ごと借りることになるとは思ってもいなかったが、いろいろな巡り合わせがあって決めた。4階からは常念岳も見えるし、大家さんもよくしてもらったので」

 本は、出版社やリトルプレスと連絡を取りながら、一つずつ仕入れ、店内にはジャンル別ではなく出版社ごとに並べる。「作り手と読み手をつなげる『届け手』として、お客さまの本を選ぶお手伝いをしていきたい」と菊地さん。店舗の運営と並行して、古本市やマルシェなど、イベント出店も積極的に行っている。「日常にある魅力を発見するきっかけと出会える場所。いずれは、その魅力を発信する場所の一つになれれば」とも。

 営業時間は11時~23時。

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