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安曇野で動物モチーフのブローチ展-額装で絵画のような作品も

玉野綾子さんと作品

玉野綾子さんと作品

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 安曇野のフランス郷土料理とガレットの店「ブレ・ノワール」に併設する「ギャラリーレクラン」(安曇野市穂高有明、TEL 0263-31-6969)で現在、アーティスト・玉野綾子さんによる個展「avec moi 動物ブローチとその物語」が開催されている。

丁寧に作られたブローチ

 動物モチーフのブローチをメーンに約40点を展示する。ブローチは、白い布にアクリル絵の具で動物を描き、形に沿ってミシンをかけ、綿を詰める。アクリル絵の具だけでは色落ちしてしまうため布用のニスを塗り、仕上げにビーズで輪郭を装飾して完成する。「ビーズは量産品からアンティークまでさまざまなものを使っている。質感が少しずつ違って面白い。滞在中も制作しているので、増えていく楽しみも感じてもらえると思う」と玉野さん。

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 絵画のように仕上げた作品も。「La dance(ダンス)」は、キャンバスに植物柄の生地を張り、その中で2匹のキツネが立って向かい合い、踊っている様子を表現。生地の柄を生かして花やツタの刺しゅうを加えるほか、キャンバスの外枠に流木を使うことで、絵本の中の1ページのような雰囲気をつくり出している。「生地は、動物の雰囲気に合わせて、コーヒーや墨で染めたものもある」

 制作活動する傍ら、さいたま市内でギャラリー「atelier Mado(アトリエマド)」を営む玉野さん。今月31日には「アトリエマド」でも好評だという、ブローチやヘアゴムを作るワークショップを行う。ビーズやスパンコールを縫い付けて作るもので「自分だけのオリジナルアイテムができるので、楽しんでもらえると思う」。

 同ギャラリー店主と、東京のフランス語学校で知り合ったことがきっかけで個展開催が実現し、今回で3回目の開催となる。これまでは人物モチーフの作品が多かったが、夏休み期間で家族連れが増えることを考慮し、「心地よく温かい気持ちで見てもらえるものを」と動物モチーフに。「新たな発見があり、作っていて楽しかった。続けていきたいモチーフ」と玉野さん。「大好きなフランスと長野県は、リンゴやそばなど共通点が多い。そんな長野県と交流できるのがうれしい。レストランも併設しているので、羽を伸ばしに来てもらえれば」とほほ笑む。

 作品は全て販売する。ブローチ、絵=5,000円~。営業時間は10時30分~16時30分(土曜・日曜は17時30分まで)。入場無料。9月2日まで。ワークショップの参加費は2,000円。参加予約は「アトリエマド」ホームページ内のメールフォームから受け付ける。

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