「松本ウィンズ・コンソート」が第20回公演-県中部地震以来3年ぶりに

9日に行われた練習の様子

9日に行われた練習の様子

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 松本市を中心に活動する吹奏楽団「松本ウィンズ・コンソート」の定期演奏会が6月16日、「ザ・ハーモニーホール(松本市音楽文化ホール)」(松本市島内)で行われる。

 20回目の記念公演となる同演奏会。当日は指揮を務める戸田顕さんによる20回記念委嘱作品「組曲 安曇野」を初演するほか、「そして天使たちは告げた」(J.スウェアリンジェン)、「マスク」(F.マクベス)など10曲ほどを披露する。

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 同団は20代~50代、松本や安曇野など中信地域を中心に約30人が在籍。現在、月に6回ほど松本市波田文化センターアクトホール(波田)で練習を行っている。「この地域では比較的長く活動している楽団。戸田先生もずっと見てくれているので息の合った成熟した演奏ができると思う」と同団代表の田中聡さん。

 定期演奏会は1995年からスタートし、年1~2回のペースで開催してきた。前回は2011年7月を予定していたが、本番3日前に長野県中部を震源とする地震が発生。同ホールは天井破損などの被害を受けた。「練習も終え、あとは本番だけ…という状況での公演延期だった」と田中さんは振り返る。今年4月、メーンホールが新装オープンし、節目となる20回目の公演を開催することになった。

 本番を1週間後に控えた9日の練習は、和やかな雰囲気。戸田さんは「(音の響かせ方は)石で造ったビルに囲まれているような感じ」「十字架が見えるような…神聖な感じで、きれいに収める」など、イメージしやすい言葉で指導。メンバーは時には笑顔を見せながらも、演奏が始まると表情を引き締め、練習に集中していた。

 「定期演奏会は3年ぶりになるので、皆、気合が入っている」と田中さん。「20回という記念の公演。ぜひ足を運んでもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開場=13時、開演=13時30分。料金は、大人=1,000円、中・高校生=500円。

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