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松本の魅力伝えるフリーペーパー「ヴェラージャーナル」、配布開始

表紙はシミズタカハルさんが「ヴェラー」をテーマに制作

表紙はシミズタカハルさんが「ヴェラー」をテーマに制作

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 松本の自然や伝統文化、街の店や人々などを紹介するフリーペーパー「weller journal(ヴェラージャーナル)」が1月22日、発行された。

 「創刊準備号」となる同号では、冬山や渓流釣りなど自然の魅力や、松本出身のアーティスト・鈴木雅子さん、伝統的な正月飾り「お神酒の口」や福あめなどを紹介。表紙はデザイナー・コラージュ作家のシミズタカハルさんが手掛けたコラージュ作品を使用、昨年11月、市内のカフェで行われたワークショップの様子も掲載する。「手伝ってくれた友人や知人はもちろん、これを縁に出会った人や取材をお願いした人も皆、協力的で本当にうれしかったし励みになった」と企画・制作するハーベストスタジオ(松本市巾上)の大野田敦さん。

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 大野田さんは松本出身。東京で仕事をしていたが、2年前、30歳になったときに戻ってきた。「戻ってきたばかりのときは、気持ちが前向きになれずにいた。それでもここで仕事をして、生活をしていくのだから、もっと地元のことを知って好きになりたいと思った」。建築関係の仕事をする傍ら、同じく市内で働く小原祐嗣さんと同誌を企画。2人で制作を進めてきた。

 「ヴェラー」とは13世紀ごろ、アルプスの渓谷の奥で暮らす農民が、数少ない娯楽として楽しんでいたダンスの名前。「山々に囲まれた松本で暮らす人たちの思いや声を紹介したい」という意味を込めて付けた。ロゴも「つながり」を意識してデザインしたという。「こういう冊子を作るのは初めてだったので大変だったが、多くの人に協力していただき完成した。松本の人たちの懐の深さを感じた」と大野田さん。「知らないだけで、松本にはこんなに面白いことがある…そんなことを感じるきっかけになれば」と話す。

 A4変形版16ページ、1000部を発行。市内のカフェやギャラリー、公共施設などで配布している。今後は、年2回の発行を予定。

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