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松本で「家」テーマの作品展-震災で家を失った人たちへ祈り込め

ka-ji-zのキャンドルホルダー

ka-ji-zのキャンドルホルダー

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 松本のギャラリーカフェ「Gargas(ガルガ)」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で現在、「家」をテーマに制作した作品展「おうち展 2」が開催されている。

山の家であるテントをピアスで表現したmauveの作品

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 出展するのは、Akane Bon Bon(紙小物)、ka-ji-z(キャンドルホルダー)、小沢夏美さん(絵画)、mauve(アクセサリー)、松本冬美さん(陶オブジェ)、河西美和さん(布製品)、熊谷俊行さん(木製雑貨)の7人。合わせて500点を超える作品を展示する。

 同展は、昨年9月にチャリティー企画として行った「おうち展」の2回目。「震災から約1年半が過ぎ、支援がスローペースになっているように感じた」と同店の熊谷幸枝さん。「単に家モチーフの作品を作るのではなく、震災や原発事故によって家を失った人たちや帰りたくても帰れない人たちが、少しでも早く希望が持てる日が来るように祈って作ってもらった」と話す。

 俊行さんはふたの上に小さな家が付く木箱や、切手風に描いた絵を額装したものなどを出品。水色に塗った板の上に並べた木製の船のオブジェは「おうちへ帰る船」というタイトル。家そのものを表現するのではなく、海辺で生活する被災者を思って作ったものだという。

 mauveは、家の形のアクセサリーを制作。七宝焼のピアスは全て三角形で、緑色に彩色した段ボールの上に並べられている。「緑色は地面で、三角形のピアスはテントだそう。『テントは山での家』と聞いて、なるほどと思った」(幸枝さん)。

 同店で初の扱いとなるka-ji-zは、空き缶を使って制作したキャンドルホルダーを展示する。熱で溶かしながら切る溶断(ようだん)という技法で作られたもので、溶けたことで生まれるゆるやかな断面が、優しい雰囲気を出している。教会や森の中にある家など、さまざまなデザインの作品を制作。ほかに、オーナメントも用意する。

 「人によって『家』の捉え方がいろいろで面白い」と幸枝さん。「作家が被災者の方たちを思い、心を込めて作ったものばかり。チャリティーなのでぜひ協力してもらえれば」とも。

 売り上げの一部は義援金として寄付する。「おうちへ帰る船」=1,800円、テントピアス=2,000円、キャンドルホルダー=2,000円~など。

 営業時間は11時~20時。火曜と第1・第3月曜定休。入場無料。10月29日まで。

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