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松本・千鹿頭公園前に洋食店「ベル・リヴィエール」-オープンキッチンでライブ感

オープンキッチンにこだわった店内

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 松本・神田の千鹿頭公園前に2月10日、レストラン「ベル・リヴィエール」(松本市神田1、TEL 0263-26-1126)が移転オープンした。

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 薄川沿いで21年間営業していた店舗を移転。店舗面積は約40坪。カウンター10席、ダイニング14席と、20人まで対応できる個室も用意する。店内は前店の感じも残しながら、天井を高くし、木組みを生かした落ち着いた雰囲気に。フルオープンキッチンで、厨房の様子がよく見えるようにした。「作り手を見てもらいたいし、ライブ感も出ると思った。全てが見えるのは難しいところもあるが…そこは工夫して(笑)」とチーフの吉沢真さん。オーナーで父の金史さんと話しながら、店舗作りを進めてきたという。

 メニューは、「ハンバーグステーキ」「チキンソテー」(以上1,600円)、「カレーライス」(1,400円)、「ふわふわ卵のオムライス」(1,100円)など。「ステーキディナー」(6,000円)やフルコースも用意する。信州黒毛和牛を使った「特製ビーフシチュー」(2,300円)は「当店の看板メニュー。ステーキにもできるくらいの肉をじっくり煮込んでいる」(真さん)。食材は「地産地消」を意識し、肉は信州産、米はエコファーマーの資格を持つ池田町の農家が作る安曇野米を使う。

 ランチタイムには「特製ビーフシチュー」を1,800円で提供。プチオードブル、スープ、サラダ、パンまたはライス、プチデザート、コーヒーも付く。数量限定の「日替わりランチ」(800円、日曜・祝日は除く)はメーンのほかにスープ、サラダ、パンまたはライス、コーヒーをセットにする。「ランチは利用しやすいように価格を抑えた。昼は女性同士で来て、夜は旦那さんと一緒に…という奥さまも多い」と真さん。

 金史さんは37年前、桐のコマツプラザ内にあった「チキンクレッソ」にシェフとして勤務。真さんも見習いとして一緒に3年ほど働いた後、2人で独立し前店を構えた。現在も2人で厨房を切り盛りする。オープンの日は、金史さんの65歳の誕生日。「もう少し前に開けようかとも思ったが…。師匠でもある父に、何かちょっと記念になればと思って」

 「洋食屋と思っているが、お客さんからは『フレンチ』と言われることが多い」と真さん。「肩肘張らず、でも少しおしゃれして出掛けたくなるような店でありたい」とも。

 営業時間は11時30分~14時30分(月曜~土曜)、17時~21時30分(いずれもラストオーダー)。木曜定休。

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