松本・村井にギョーザ専門店「餃子んぱく(ぎょうざんぱく)」(松本市芳川小屋、TEL 0263-88-7452)がオープンして1カ月が過ぎた。
席数はカウンター、テーブル、小上がりを合わせて20席。新村から移転オープンした同店。「前は赤いコンテナで営業していたので、クレープ屋とか何かのテークアウト専門店と間違えられることもあった。立地的にも入りづらい場所だったので、ちゃんとした店構えのところでやりたかった」と同店を営む稲波さん。
ギョーザは同店オリジナル。厚い皮と丸い形が特徴でボリュームもある。餡(あん)は、具材の野菜と豚肉から自然の甘みを引き出す。単品は「焼餃子」「蒸し餃子」(以上、10個630円)、焼きギョーザの上にチーズと赤パプリカを載せた「イタリアンまよ餃子」(5個500円)も用意する。「焼餃子定食」と「蒸し餃子定食」(以上、5個600円、10個900円)には、それぞれご飯とみそ汁、手作りの総菜4~5品を日替わりで用意する小鉢バイキングが付く。200円追加で、ご飯をチャーハンに替えることもできる。
移転に伴い「小龍包」(3個500円)や「ごま団子」(2個350円)など点心メニューを追加した。稲波さんの「おすすめ」は「にらまんじゅう」(3個450円)。「ツルッとした生地で食感はもっちり。お客さんにも好評」。冬季限定で「信州産黒豚のしゃぶしゃぶと水餃子のお鍋」(1人前1,000円)も用意する。
テークアウトも対応。ジャガイモをギョーザの皮で包んで揚げた「かりっとぽてチーズ」(5個300円)はテークアウトのみのメニュー。カリカリに揚がった皮と、ほくほくとしたジャガイモの食感を楽しむことができる。
「移転を告知してなかったので、つぶれたと思った人もいたみたいで…(笑)。見つけて来てくれたお客さんもいる」と稲波さん。「『あそこに行けばおいしいギョーザが食べられる』と思ってもらえる店にしたい。リピーターが増えてくれたらうれしい」とも。
営業時間は11時~14時30分、17時30分~22時。火曜定休。