松本・上土通りに昨年12月15日、居酒屋「もも八(ももや)」(松本市大手4、TEL 0263-34-0087)がオープンした。
店舗面積は約20坪。席数はカウンター、テーブル、小上がり合わせて22席。シンプルで一見和風の造りの店内は、BGMにジャズが流れ落ち着いた雰囲気。店名は「特に意味はないが、覚えやすくやわらかい響きのものに」と考えて決めたという。「女性が一人でも気軽に入れるような店にしたい」と店主の宇治猛さん。
メニューは全て手作り。松本一本ねぎをたっぷり入れた「ねぎ豆腐鍋」(400円)や、山形村の山芋を使用した「山芋ソテー」(500円)など、地元の野菜を使った料理を用意する。「春になったら、山菜料理も提供したい」と宇治さん。肉はホルモンがメーンで、B級グルメとして有名になった「シロコロホルモン」(700円)や博多風の「牛モツ鍋」(800円)、飛騨牛を使った「とんちゃん焼き」(1,200円)の3品を「ホルモン三兄弟」と名付け提供。アルコールもビール、焼酎、日本酒、ウイスキーなど各種取りそろえる。
オープンして1カ月。「お客さまからの要望や旬のものを取り入れていったら、メニューがどんどん増えてしまった」と厨房を任されているマスターのジョニーさんは笑う。「サービス精神が旺盛なのか…2人とも話すのが好きなので(笑)、楽しくワイワイとやっている」と宇治さん。近所の人が家族連れで来ることもあるという。「量も『こんなに?』というくらいのボリュームなので、きっと満足してもらえるはず。まだ始めたばかりだが、なるべく多くの方の要望に応えていきたい」とも。
営業時間は17時~24時ごろ。