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朝日村で「工房マルシェ」-クリスマスリースのワークショップも

「スタイル・ガレ」では食品やクラフト作品の販売を行った

「スタイル・ガレ」では食品やクラフト作品の販売を行った

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 朝日村のギャラリー「Style Galle(スタイル・ガレ)」(東筑摩郡朝日村西洗馬、TEL 0263-99-2492)とコーヒー専門店「カフェ・シュトラッセ」(同、TEL 0263-99-3685)で12月3日、「工房マルシェ~十二月の市」が行われた。

2時間ほどでクリスマスリースが完成

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 7月に続いて2回目の開催となる今回。スタイル・ガレでは、果物・野菜・パン・お茶・ハチミツなどの食品や、陶器・木工・布小物・染めストール・ハンコなどを販売。松本市を中心に活動する農業団体「NO-JIN(農人)」や、松村京子さん(山形村)の絹や綿の染めストール、中村真弓さん(朝日村)の布小物など前回より参加者も増えた。訪れた人は、クラフト作家と話をしたり、リンゴなどを試食したりしながら思い思いの品を買い求めた。

 カフェ・シュトラッセでは、フラワーアレンジメント教室「VB・ROSE」(松本市島立)による生のコニファーを使ったクリスマスリースのワークショップが行われた。講師の石川るみさんの話を聞きながら、参加者は枝を円形にまとめて葉を巻きつけて覆っていく。少しずつ葉を足したり引いたりしながら、最後は好みの色のリボンを飾り付けて2時間ほどでリースが完成。ほかの人が作ったものと見比べたり、写真を撮ったりしながら出来上がりを喜んだ。

 東日本大震災後、「何か自分にできることはないか」とスタートした同マルシェ。前回は160人ほどが来場し、売り上げから約7万円を義援金に充てた。「継続して支援していきたい。そのためには参加者の負担にならないよう、楽しさや気軽さも必要」と消しゴムはんこ作家のやざきひろみさん。

 前回はテント出店も行ったが、今回は2店舗の店内での開催となった。「これまでお付き合いのある人を中心に声を掛けたら、私の好きなものばかり集まってしまった(笑)」とやざきさん。「開催場所や参加者はその時々の状況に合わせて臨機応変にできれば。今後も無理のないかたちで支援活動を続けていきたい」と話す。

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