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規模拡大で迎える「まつもと演劇祭」-東日本大震災被災者無料招待も

「れんげでごはん」の稽古の様子。最終チェックに力が入る

「れんげでごはん」の稽古の様子。最終チェックに力が入る

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 松本市内を中心に活動する劇団が参加する「第16回 まつもと演劇祭」が11月11日~13日、開催される。

 参加団体は、「劇団BAT9(バットナイン)」「れんげでごはん」「RPM-P」「幻想劇場◎経帷子(きょうかたびら)」「信州大学劇団 山脈(やまなみ)」「学生演劇 BLUES」「Godsound + Studioend」「下垣浩/舞沢智子/伊藤享」の8団体。

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 会場は、ピカデリーホール(松本市大手4)、時計博物館4F・本町ホール(中央1)など4カ所。昨年、小規模な会場は観客が入りきらないことがあったため、キャパシティーが60人以上の会場を選んだという。各会場では2団体ずつが公演する。

 11日・12日には、どの役者が一番良かったかを観客に投票してもらう「キラリ演劇人賞」企画も開催。各会場で1人ずつ選び、13日に発表する。併せて、市内に避難中の東日本大震災の被災者を無料招待する取り組みも。「被災者の方にも演劇を見て楽しんでもらいたい」と同祭事務局長の永高和美さん。

 今年は、同じ会場で上演する2団体が共有して使う大道具を制作。セットは可動式で、同じものでも各団体で違う使い方をするという工夫も。「会場規模が大きくなった分、舞台上の見た目も楽しんでもらいたくて」と同祭実行委員会広報担当で「れんげでごはん」劇団員の遠藤優さん。「れんげでごはん」が公演を行うピカデリーホールでは、「劇団BAT9」と使う大掛かりなセットが組まれ、稽古も大詰めを迎えている。「こんなに大きなセットは今まで作ったことがなかった。とても気合が入っている」(遠藤さん)。「『笑いのある舞台』がうちの劇団の決まり。いろんな笑いが詰まった舞台なので、幅広い人に楽しんでもらえたら」と意気込みを見せる。

 「公演は各1時間。気軽に見てもらえる長さで、劇団の特徴が出やすい時間。夜の公演もあるので、仕事終わりに見られるのも魅力。どの舞台を見ようか大いに悩んで楽しんでいただければ」と永高さん。副実行委員長の永高英雄さんは「各会場を生かしたセットはどの団体も力が入っていて見応えあり。演劇三昧の3日間にしてもらえたら」と話す。

 料金は、一般=1,000円(2本目以降=各回500円)、学生=500円。全公演共通パスポートは、一般=2,000円、学生=1,000円。チケットは井上チケットぴあ、カタクラモール、信州大学学生生協などで販売する。上演スケジュールなどの詳細は公式サイトで確認できる。

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