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エリア特集2010-05-21

広域松本圏のツイッター事情

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しばらく前から何かと耳にする「ツイッター」。ネット上をはじめ、テレビ、雑誌、最近はドラマでも使われるようになってきている。「はやっているらしい」「○○さんは使っているらしい」「何となく面白そうだがよくわからない」「始めてみたがよくわからない」など、思いは人それぞれ。
松本経済新聞では、広域松本圏でのツイッターの普及状況やツイッターの「お初」、ツイッターをきっかけに広がる動きなどに注目し、広域松本圏のツイッターの「なう」を探る。

■ツイッターって何?

ツイッターは2006年にアメリカの会社がスタートしたサービス。日本語版は2008年4月23日から利用ができるようになった。

ツイッターの公式サイト(日本語版)には「ツイッターは今起こっている事の情報が豊富にあります。自分の今を投稿して、他の人の今を知る。それがツイッター」と記されている。今、自分に起きていることを投稿(=つぶやく)、他の人が何をしているかを知る(=つぶやきを見る)のがツイッターの基本。世界中の人のつぶやきを見ることもができるが、まったく知らない人が何をしているのかよりも、有名人や知り合い、同じ趣味の人や近くに住んでいる人のつぶやきを見たくなるというのが心情だろう。

ツイッターに登録する際のプロフィール欄の所在地情報を利用して利用者数を出している「まちツイ」によると、長野県松本市の利用者数は481人で、安曇野市と塩尻市を加えると636人(2010年5月21日現在)。所在地情報に住所を入力していない人も含めればそれ以上の人が利用していることになる。

◇ まちツイ http://machi.userlocal.jp/

■「ハッシュタグ」で情報共有

ツイッターに登録して、気になる人を登録(=「フォロー」)すると、自分のホーム画面(=「タイムライン」)にフォローした人のつぶやきが流れてくる。フォローすればするほど、膨大な量のつぶやきがリアルタイムで流れてくる。

#minkeiリアルタイム結果(つぶやき一覧)
#minkeiリアルタイム結果(つぶやき一覧)

その中から共通の話題を分類するために付けられたのが「ハッシュタグ」。例えば「みんなの経済新聞ネットワーク」のハッシュタグ「#minkei」をツイッター内で検索すると、そのハッシュタグが付いた情報を一覧で見ることができる。
このハッシュタグを利用すれば、「iPhone」の話題を知りたければ「#iPhone」、今、テレビでNHKを見ているときに同じように見ている人を探したければ「#nhk」と検索をすると、そのタグをつけて投稿されたつぶやきの一覧を見ることができる。ハッシュタグは自分のつぶやきに付けることも可能。「#iPhone」「#nhk」とつけてつぶやけば、そのつぶやきも一覧の中に入っていく。

■広域松本圏での「ハッシュタグ」

「#matsumoto」は松本市の情報のために作られたハッシュタグ。検索すると、現在の松本の気候や、松本のイベントやお店などの情報のほかに、単に松本在住の人のつぶやきなども含めた一覧が表示される。このハッシュタグを利用して、松本情報を発信する「まつもったー(matsumotter)」も登場した。

◇ まつもったー http://twitter.com/matsumotter

お酒を飲みながら、ツイッターで「つぶやき」を見たり、自分でもつぶやく。そんなときに使えるハッシュタグが「#twinomi」。この長野版となる「#naganomi」が登場したのは昨年の秋ごろ。「知らない同士がゆるくつながっていけば楽しい」と県内のツイッター利用者同士が話したのがきっかけとなり、誕生した。

「#naganomi」をきっかけに、今年1月には「信州全域#naganomi祭り」が開催された。「#naganomi」がツイッター上の飲み会とすれば、これは「リアル#naganomi」といったところ。長野市、伊那市、諏訪市、佐久市の4カ所で同時開催され、その様子がユーストリームで生中継されるなど盛り上がりをみせた。現在も県内各地で不定期に「リアル#naganomi」が開催されている。松本でも月1回程度行われており、毎回10人前後が集まっている。

■ツイッターを使った情報発信

「流行が地方に来るまでにはタイムロスがある」とも言われるが、全国各地ではツイッターを利用したさまざまな取り組みが行われている。県内でもツイッターを利用して割引を行う「ツイ割」や行政による情報発信などの動きも出てきているが、広域松本圏ではまだそういった利用事例は少ない。今後の展開に期待したい。

五反田で飲食店6店舗の「ツイ割ラリー」-完走者にiPadも(品川経済新聞)

横浜ベイスターズのマスコットたちが「twitter」でつぶやき開始(ヨコハマ経済新聞)

映画「半分の月がのぼる空」伊勢で先行上映、伊勢市長ツイッターでもPR(伊勢志摩経済新聞)

■広域松本圏のツイッターの「お初」を探せ!

編集部では今回の特集にあたり、広域松本圏で最初にツイッターを始めた人にインタビューをしたいと考え、ツイッターを使って捜索開始。松本経済新聞ツイッターで記念すべき300人目のフォロワー「aubehair」さんに「aubehairさんがツイッターを始めたときにもう始めていた人(長野県中信地域限定)をつぶやいてください!」とつぶやき、どんどん昔に始めた人を紹介してもらうことに。「aubehair」さんからまずは「superkame」さんを紹介してもらった。しかし、「superkame」さんが「自分より以前に広域松本圏で始めていた人はいないと思う」とつぶやき、2人目にしてあっけなく「お初」にたどり着いてしまった…。

松本経済新聞編集部は「superkame」さんを松本近辺のツイッターの「お初」に認定し、インタビューを行った。

「superkame」さん
iPhoneを使う「superkame」さん

「superkame」さんがツイッターを始めたのは2007年4月25日。現在はフォロワーが2,200人を超える松本近辺ではちょっとした「ツイッター有名人」といっても差し支えないだろう。

― 「superkame」さんがツイッターを始めたころは、どういう感じだったんですか?
最初はまだ日本語版が出る前で英語でした。最初にフォローしたのは1人だけで、ずっとタイムラインにもその人のつぶやきだけが流れる状態で。少しずつ人が増えてきたのは昨年の春くらいからかな。そのころはまだ「#twinomi」を使って20人くらいの人とゆるくやりとりしながらビールを飲むなどしていたけど…昨年夏ごろ、テレビの取材で取り上げられてからは一気に広がった感じがします。

― 周りの人にツイッターを勧めたりしますか?
あまり自分から勧めることはしませんが…(笑)。ツイッターを始める前からミクシィをやっていましたが、その関係でつながっている人には少し話すことはあります。

― 「何が面白いのか分からない」と言われませんか?(笑)
言われますね(笑)。そういうときは「とりあえず(タイムラインを)読むといいよ」と言っておきます。やはりどういうものなのかは見て、感じてもらわないことにはわからないと思うので…。あとは、少し気をつけてその人のつぶやきに返事するとか。でも、無理に勧めるようなものでもないと思っています。

― 「superkame」さんにとってツイッターの面白さとはなんですか?
何でしょうね…面白いのかな?(笑) でも、「早さ」はとても感じます。今年はタイムラインを見ているだけで全国の桜の開花情報を知ることができました。地震が起こるとどこでどのくらい揺れたのかをすぐに知ることができる。面白いと言うのかはわかりませんが、ツイッターの特徴だとは思います。

― これからツイッターに期待するのは?
今はユーストリームが面白いと思っています。ツイッターとの連動性も高いし。機材などを持っていなくてもiPhoneやパソコン1つで個人が簡単に目の前の出来事を全世界に向けて生中継できてしまうのはすごいこと。しかもその映像を見ている人のつぶやきがすぐに反映され、反応をリアルタイムで知ることができる。これからどんどんいろいろなことに使っていって、もっと面白くなっていくのではないかと思います。
ツイッターは流行とかブームと言われることが多いですが、今、ツイッターをきっかけに公職選挙法が変わるかもしれないという話まであります。もしかしたら、流行とかブームというのを超えて、一つの「仕組み」になっていくのかもしれない。いずれは「家にテレビがある」というのと同じくらいに「1人1ツイッター」ということになっていのかも…と思うと、今後どうなっていくか期待したいし、注目していきたいと思っています。

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140文字のつぶやきは発信者の「今」。それが集まるとその人が見えてくる。ツイッターがブログやSNSと比べて「リアル」との結びつきが強いように感じるのは、「人」が見えてくるからかもしれない。今後、ツイッターで、そしてそこを飛び出して「リアル」でどのような動きが出てくるか注目したい。(以上、140文字)

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