松本・伊勢町通り沿いに7月15日、「DINING SALONあ・らかると」(松本市中央1、TEL 0263-39-6116)がオープンした。
店舗面積は12坪。席数は最大80席。島立から移転オープンしたもので、同店の入るビルの2階には、すしや和食を提供する姉妹店の「粋 別館」が。「1階に入っていた店舗が6月に移転したので、いいタイミングだと思った」と代表の下伏寿幸さん(48)。
島立店では予約制レストランとして営業していたが、「すし店でも提供する新鮮で珍しい魚を、もっと気軽に食べてもらいたい」(下伏さん)と、リーズナブルな価格設定にしたという。
メニューは、魚料理をメーンに提供する。魚は、北海道や長崎など全国各地でとれたものを仕入れる。料理は、その日の仕入れに合わせて刺し身や揚げ物、焼き物などさまざまな調理方法で提供する。現在は「ほっき貝」や「〆(しめ)サバ」(以上1,200円)をはじめ、白身魚の「マゾイ」(1,400円)や、深海でとれるキンメダイのような「メヌキ」(1,300円)などの珍しいものも。「一等品で単価も高いため、一般の店ではあまり口にすることができないと思う。一口ずつでも味わってもらえれば」
定番メニューは、サラダ、スープ、炒め物、マーボー料理、居酒屋メニューなど、和洋中の料理を幅広く用意する。「おすすめ」はシチューで、「ポークシチュー」(600円)と「ビーフシチュー」(900円)の2種類を提供する。「島立の前に営業していた梓川店のころから10年以上にわたって作り続けている。普通のフランス料理店には負けない(笑)」
コース料理は2,000円(7品)、2,500円(7品)、3,000円(8品)の3コースを用意。予算や料理の内容など、各種要望にも応える。
「幅広い層のお客さまに来店いただき、とてもうれしい」と下伏さん。「リーズナブルでおなかいっぱいになって帰ってもらえる店にしたい。結婚式の2次会などにも利用してもらえれば」とも。
営業時間は15時~23時。