JR塩尻駅構内に1月21日、市内産のワインや食材を使った料理「塩尻キュイジーヌ」を提供する「塩尻ワインエキナカビストロ」が期間限定オープンした。
同店は、JAや地元企業から成る「塩尻ブランド推進ネットワーク」と市が企画し、昨年1月に長野駅で開催。その後「地元でもやってほしい」という多くの声に応え、今回の開催が実現した。
メニューは、茅野のフランス料理店シェフで、塩尻キュイジーヌアドバイザーを務める藤木徳彦さんが「ワインと合うもの」を考案。ランチには「シナノユキマスのシャルドネマリネと黒毛和牛のハヤシライス」(2,200円)、「牛ホホ肉の赤ワイン煮込みと信州サーモンや信州黄金シャモの薫製盛り合わせ、自家製パン」(2,500円)の2種を、1日各20セット限定で提供。ディナーでは、ブドウの剪定(せんてい)枝を使ってあぶった「牛タンのフレンチバーベキュー」(1,200円)や、「塩尻産トマトと地元野菜のサラダ仕立て」(1,000円)などの一品料理を10種類ほど用意する。当日用意できるものは店内の黒板で案内する。ワインは地元の全ワイナリーが厳選した8種類を提供。
「塩尻は食材の宝庫。畜産、川魚、野菜に果物と何でもそろう」と話す藤木さんは、期間中毎日店に立つ。「(食べた人が)次に塩尻を訪れるときに産地を巡ってもらえるくらい、食材の魅力を伝えたい」とも。
営業時間は11時~14時30分(ラストオーダー)、17時~21時(ラストオーダー)。今月27日まで。