松本に魚介居酒屋「どまんなか」-キャベツと一緒に食べる博多串メーンに

カウンター後ろに並ぶ一升瓶は目にも楽しい。

カウンター後ろに並ぶ一升瓶は目にも楽しい。

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 松本駅前に博多串と魚介をメーンに提供する居酒屋「どまんなか」(松本市中央1、TEL 0263-35-9889)がオープンして1カ月半が過ぎた。

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 市内で飲食店を運営する会社「浮(ふあり)」が経営するもので、「浮(ふあり)」「pesco」に続き3店舗目。前2店はダイニングバーの形態だが、同店は「居酒屋」の位置付け。「前2店は20~30代のお客さんが多いが、新店では40~50代の人にも気軽に来てもらえるような店を目指した」とオーナーの高橋智さん。

 店舗面積は25坪。カウンターと小上がりの40席を用意する。カウンター席の後ろには焼酎や日本酒など60本近い一升瓶が並び、床には砂利とホタテやサザエなどの貝殻を敷き詰めるなどの工夫を施した。

 メニューは博多串と魚介がメーン。博多串は生のキャベツと一緒に食べるのが特徴。徳島県の地鶏・阿波尾鶏を使った「モモ正肉」(241円)や「とり皮」(189円)、和牛を使った「内モモ肉」(210円)、「ホワイトアスパラの豚肉巻」(294円)など、扱う肉の種類も豊富。魚介は刺身、炙り、焼き、干物などさまざまな調理方法で提供する。カッパ巻きの上にウニ、イクラ、カニ、トビッコ、ネギトロをふんだんに盛った「ぶっかけずし」(1,260円)が「名物」だという。そのほかサラダや揚げ物、ごはん類、デザートなども用意。ほぼ毎日、新鮮な食材を使った料理を紹介する手書きのメニューも添えている。

 アルコールは主に日本酒と焼酎を提供。日本酒は日本各地のものを集め、山形「十四代」(1,228円)や奈良「篠峯」(1,648円)など。「他店では飲めないような低価格に設定した」と高橋さん。「村正」(472円~)や「小牧」(525円)など9種類の焼酎はかめだるから提供する。松本の芋焼酎「どまんなか」(409円)も用意。

 「居酒屋の王道を行きたくて『どまんなか』という店名にした」と高橋さん。「新鮮な魚介類をおいしく、安く食べてもらいたい。博多串も品数を増やしていければ」とも。

 営業時間は17時~23時45分(ラストオーダー)。日曜定休。

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