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松本駅近くに居酒屋「國酒」 焼き鳥の「河内屋」、新たに鮮魚メインで

「新鮮な魚介を楽しんでほしい」と大和久さん

「新鮮な魚介を楽しんでほしい」と大和久さん

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 居酒屋「國酒(こくしゅ)河内屋 変態店」(松本市中央1、TEL 080-7174-2929)がJR松本駅近くにオープンして1カ月が過ぎた。

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 店舗面積は約18坪、席数はテーブル、カウンター合わせて36席。松本駅周辺で「河内屋」など5店舗を手がける「焼鳥」(白板1)が経営する。以前小料理店だった店舗を改装。一枚板のカウンターはそのまま生かし、壁には日本酒や焼酎のボトルを並べる。

 鮮魚に力を入れ、マグロは天身やカマトロなどの希少部位を用意。数種類の部位を盛る「マグロ三昧」(1,990円)をはじめ、「カマ焼き」(1,200円)、「卵黄ユッケ」(899円)などを提供する。このほか「刺し身5種盛り」(1人前1,200円)や「大海老(えび)一本炭火焼き」(1,600円)、「おでん盛り合わせ」(6品1,200円~)も。アルコールは日本酒や焼酎を中心に幅広くそろえる。店長の大和久稜太さんは「日本酒や焼酎に合うメニュー展開。旬の魚介を味わってほしい」と話す。

 これまで焼き鳥店を中心に展開してきた同社。立地が本店の裏手ということもあり、当初は宴会場にする構想もあったというが、鮮魚をメインにした業態に挑むことに決めた。社長の河内洋平さんは「魚を扱える人材が入ってきたこともあり、楽しみ方の幅を広げたいと考えた。もともと日本酒・焼酎は強いので相性も良い」と話す。創業から11周年を迎え、店舗運営のほか、独立支援にも注力する。「独立したいが踏み出せないという若い世代を真剣に応援したい。松本を飲食の力でもっと盛り上げていきたい」とも。

 大和久さんは2020年入社。公園通りの「変態店」(中央1)で店長を務めていたが、リニューアルに入るタイミングで、「もう少し広い店を任せたい」という河内さんの考えもあり、同店の店長に就いた。店名も引き継ぐ形で「変態店」を付けたという。大和久さんは「以前と比べ、席数は4倍。店の顔として立てるように頑張りたい」と意気込む。

 営業時間は17時~24時。日曜と月2日程度定休。

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