冬の祭典「国宝松本城氷彫フェスティバル2025」が1月24日、開幕した。
松本城公園では、全国から14グループが参加する「全国氷彫コンクールチャンピオンシップ」(制作=25日17時から、展示=26日早朝~15時ごろ)を開催。作品は完成後、早朝にライトアップする。
25日、26日は松本城南側の外堀大通りに設けたステージでイベントを開催。「松本まちなかアートプロジェクト」とコラボした大道芸やジャズパフォーマンスのほか、太鼓の演奏、松本蟻ケ崎高校書道部による書道パフォーマンスなどを行う。ソープカービングなどのワークショップもある。公園内には全長約20メートルの「氷のジャンボ滑り台」を用意する。
期間中は、松本駅前広場、市美術館、まつもと市民芸術館、中町・蔵シック館、大手門枡形(ますがた)跡広場に氷像を設置する。花時計公園では、若手が技術を競うプレイベント(制作=24日14時から、展示=同20時から)を行う。
市観光プロモーション課は「開催中の松本城のイルミネーションと合わせて、冬の松本を楽しんでほしい」と呼びかける。
制作や展示の時間は気候によって変わるため、若干前後する可能性もある。