見る・遊ぶ

松本山雅が新体制発表会 優勝そしてJ2昇格へ、悔しさ晴らすシーズンに

緑色のペンライトやタオルを掲げるサポーター

緑色のペンライトやタオルを掲げるサポーター

  • 12

  •  

 松本山雅FCが1月11日、まつもと市民芸術館(松本市深志3)でシーズン新体制発表会を開き、早川知伸監督やコーチ陣と選手が約1800人のサポーターを前に意気込みを語った。

スローガンは「One Soul 熱晴(あっぱれ)」

[広告]

 進行は蟻ケ崎高校の放送部が務めた。小澤修一社長は「悔しさを晴らすシーズンにしたい。(昨シーズンの)12分け10敗をどれだけ勝ちにできるか。必ずJ2に昇格する」とあいさつ。スローガンの発表では、エクセラン高校美術部の生徒が黒板アートを描く様子が映し出された。スローガンは「One Soul 熱晴(あっぱれ)」。チーム一丸となって闘う情熱と、昨シーズンの悔しさを晴らし、「シーズン終了時に皆さんに『あっぱれ』と声をかけてもらいたい」という意味を込めたという。

 選手・スタッフ紹介では、中山太鼓連が力強い太鼓を響かせ、緑色のペンライトが揺らめく会場から1人ずつ登壇。菊井悠介選手は「悔しい思いも涙も、まだある。一日も忘れることなく、これまで教わったことを引き継ぎ、新しいチャレンジをしたい」と力を込めた。「必ず優勝、昇格をつかみたい」(安藤翼選手)、「何が何でも優勝する」(馬渡和彰選手)などプレーオフ決勝で逃したJ2昇格に、例年以上の覚悟を多くの選手が口にした。

 通算11シーズン在籍した村山智彦選手から背番号を引き継いだ宮部大己選手は「(村山選手の)背中を一番近くで見てきた。一歩でも近づけるようにしたい」。チーム最古参となった山本龍平選手は「J3はもういい、昇格しましょう」と意気込んだ。新卒加入選手による一発芸も披露され、会場からは大きな声援と温かい拍手が送られた。

 今年は創設60周年の節目を迎え、新ユニホームにも記念ロゴを入れた。最後に早川監督は「選手が口々に言ってくれた通り、われわれの目標はJ2昇格。勝利をつかむまで全力で走り続けることを約束する」と締めくくり、熱い応援を呼びかけた。

 チームは6日に始動。22日から和歌山県でキャンプに入る。開幕戦は2月23日、アウェーでアスルクラロ沼津と対戦する。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース