国宝松本城をはじめ、市内中心市街地を光で彩る「松本市イルミネーション2024-2025」が12月14日、始まった。
国宝松本城では、プロジェクションマッピングにレーザーマッピングを組み合わせ、光と音で幻想的な空間を演出。本編9分、幕あい3分という計12分間の映像を繰り返し上映する。演出は3種類あり、現在は「躍動する歴史絵巻」。今後は、「光で彩る伝統文化」(1月9日~29日)、「春、咲き誇る花々」(30日~2月16日)を予定する。
4年目となるイルミネーション企画。1、2年目はレーザーマッピング、昨年はプロジェクションマッピングを行い、今回は融合してより華やかに彩る。市文化観光部長の小口一夫さんは「2つを組み合わせることで迫力が増した。浮世絵や松本の伝統工芸をモチーフにした映像を楽しんでほしい」と話す。
14日に行われた点灯式には、松本市出身のダンサー・モデルのアオイヤマダさんと、高村月さんによるユニット「アオイツキ」が人力車に乗って登場。しゃちほこをテーマにしたダンスパフォーマンスを披露した。クライマックスで徐々に城が照らし出されると、観衆から歓声が上がった。
期間中は、松本城公園、大名町通り、千歳橋など中心市街地でもイルミネーションを点灯。来年1月24日~26日には恒例の「国宝松本城氷彫フェスティバル」も開催する。
開催時間は、松本城=18時~22時、市街地イルミネーション=17時~22時。来年2月16日まで。