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青空の下「松本マラソン」 小平奈緒さんや「山の神」柏原竜二さんもエール

スタートの様子

スタートの様子

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 松本平を駆け抜けるフルマラソン大会「松本マラソン2024」が11月10日、行われた。

スタート地点では小平さんや柏原さんが手を振って応援

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 市総合体育館前をスタートし、信州スカイパークやまびこドームをゴールとする42.195キロ。松本城から千歳橋、本町通り、駅前大通りと市街地を抜けて一部塩尻市を通り、アルウィンや信州まつもと空港付近を走る。全国各地から5185人がエントリー。沿道には旗を振ったり声をかけたりして応援する人が集まった。

 スタート前、臥雲義尚市長は11月10日が「松本城の日」であることを紹介しつつ、「マラソン日和の最高のコンディション」とあいさつした。8時15分、大会公式サポーターのスピードスケート五輪金メダリスト・小平奈緒さんが号砲を鳴らし、ランナーが一斉にスタート。小平さんや箱根駅伝で「2代目山の神」と呼ばれた柏原竜二さんが手を振って、選手を見送った。

 城下町の雰囲気を感じられる前半は、国宝松本城を約1周して、大名町通りや本町通りを駆け抜ける。沿道は旗を手にエールを送る人や、「がんばれ」と声をかける外国人観光客の姿も見られた。

 後半は、見頃を迎えた紅葉する山々と市街地の眺望を見ながら、高低差のある山あいを抜けるコース。アップダウンが激しい15~20キロ区間の給水所は「峠の茶屋」と銘打ち、リンゴやそばのほか、赤飯まんじゅうや甘酒、長野県民のソウルフードと呼ばれる「ビタミンちくわ」などが振る舞われた。

 男子は2時間24分52秒で岩渕良平さん(長野県)が、女子は2時間47分24秒で嶋田早紀さん(北海道)が優勝。6時間の制限時間内に4360人が完走した。スタート地点から10キロの薄川見晴橋付近までを走る「ファンラン」や、同競技場周辺を走る1.8キロの「ファミリーラン」も行われた。

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