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松本のカフェバーで「CABBAGE & BURDOCK」ライブ 10周年記念で初来松

「人に恵まれたおかげで10周年を迎えられた。いろいろな人との縁で決まった松本公演も楽しみ」と意気込む「CABBAGE & BURDOCK」

「人に恵まれたおかげで10周年を迎えられた。いろいろな人との縁で決まった松本公演も楽しみ」と意気込む「CABBAGE & BURDOCK」

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 ジプシージャズをベースに独自の音楽を奏でる「CABBAGE & BURDOCK(キャベッジアンドバードック)」のライブが9月15日、松本・繩手通りの「Storyhouse(ストーリーハウス)Cafe & Bar」(松本市大手4)で行われる。

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 同バンドは2014(平成26)年に結成。メンバーは前田治さん(ベース)、竹廣類さん(ボーカル・アコーディオン)、アイリッシュコーヘイさん(ボーカル・ギター)、渡邉寛典さん(ギター)の4人。1930年代に仏ギタリストのジャンゴ・ラインハルトがロマの伝統音楽とスイングジャズを融合させて生み出したという「ジプシージャズ」を土台に、ジャンルにとらわれず独自の大衆音楽を追求している。

 今秋は結成10周年記念として、中部・北陸地域8カ所を回るツアーを開催。同バンドにとって松本でのライブは初めてとなる。前田さんは「同じ曲を演奏しても、場所やお客さんによって全然違う空気になるので、松本でどんなライブができるか楽しみ。アコースティックな編成だからこその近い距離感で、生の音楽を体験してほしい」と意気込む。

 「これまで行ったことがない町で、活動の場を広げたい」とメンバーでライブ会場を検討。竹廣さんに師事するアコーディオン奏者・笹川栞さんが松本在住だったことがきっかけとなり、来松を決めた。笹川さんは「これまで松本のことを何度も話していたこともあり、相談を受けた。過去に検討したこともあったらしく、『いつか松本で』が実現できてうれしい」と話す。

 笹川さんは以前、鍵盤式のアコーディオンを演奏していたが、ボタン式のものに興味を持ち、教えてくれる人を探したところ、竹廣さんを紹介された。同バンドのライブを見て感動し、その場でレッスンを志願したという。4年ほど習ったが、2022年に松本に移住。その後も上京するタイミングで習い続けている。同バンドの魅力を「体や心が芯から温まるようなライブパフォーマンス」と語る笹川さん。「明るくキャッチ―で、心にじんわりと染み渡るようなロマンティックな楽曲が多いので、幅広い世代の皆さんに楽しんでほしい」と呼びかける。

 19時開演。料金は3,000円(ワンオーダーが必要)。予約はウェブで受け付ける。

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