まつもと空港近くに和食ダイニング-気軽に食べられるメニューを提供

料理の提供は5分以内を目指す。手際よく調理する塩原さん。

料理の提供は5分以内を目指す。手際よく調理する塩原さん。

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 信州まつもと空港近くに3月17日、「和ダイニング 風ぐるま」(松本市空港東、TEL 0263-85-2380)がオープンした。

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 店主の塩原健太郎さんが、県内で6年間ほど和食店に勤めていた経験を生かし、実家でもある同所で開業した。店舗面積は約20坪。黒をベースにした落ち着いた和の雰囲気の店内に、テーブル、カウンター、座敷を合わせて35席を用意する。店名は「水戸黄門」の「風車の弥七」からとったもの。「ずっと弥七が好きだったので。年配の方は感づいてくれて、話のタネにもなる(笑)」。

 メニューは、「ミニ海鮮丼と小うどんセット」「ミニ天丼と小うどんセット」(各600円、ランチタイムは50円引き)など、ミニ丼と小うどんのセット4種はサラダも付く。「みそカツの陶板焼き」(880円、ランチタイムは50円引き)は揚げたカツを冷めないように陶板に盛って提供する。

 一品料理は4時間かけてじっくり煮た「国産豚の角煮」(450円)、「豆腐のみそかつ風陶板焼き」(400円)など、ほとんどを500円以下に設定した。「気軽に食べてもらえるように、リーズナブルな価格にした」と塩原さん。

 日本酒は「大吟醸 澤乃井」(750円)、「特別吟醸 澤乃井」(500円)など東京の小澤酒造のものを扱う。「とても気に入っていて、何としてもここの酒を出したかった」(塩原さん)。焼酎も白ぬかを使った「武州伝説」(580円)などをそろえる。デザートには「日本酒のシャーベット」「日本酒と桜のシャーベット」(各200円)なども。「季節感を出したかったので、今は桜。次は梅酒にしようかと試作中」(同)。

 開店して1カ月。「日本人はやはり和食が基本になると思った。あっさりしたものは年配の方にも受け入れられている。既に5、6回来てくれた常連さんもいて、残さず食べてくれるのを見るとやはりうれしい」と塩原さん。今後は弁当の販売も計画しているという。「お金をもらう以上、できる限りのことはやりたいと思っている。お客様の声を取り入れながら、ゆっくりくつろげる空間をつくっていけたら」とも。

 営業時間は11時30分~15時、18時~22時。水曜定休。

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