イオン南松本店1階フードコート内に11月25日、本格窯焼きピザ&カフェ「Napoli's(ナポリス)PIZZA&CAFFEイオン南松本」(松本市双葉5、TEL 0263-88-9177)がオープンした。
「ピッツァ革命」を掲げ、国内22店舗、海外4カ国で展開する同店。短時間・低価格での提供を実現するために、独自開発したピザ窯「ENDOME」と、生地のノシ作業(伸ばす作業)が約3秒でできる「P-SLIDE」を導入。注文を受けてからノシ作業、トッピング、焼き上げまでを最速90秒で行う。ピザ生地やトッピングにもこだわり、トマトソースやチーズはイタリアから直輸入する。
ピザは、直径25センチの「マルゲリータ」(350円)をはじめ、トマトがメインの「マリナーラスペチャーレ」(500円)、4種類のチーズにメープルシロップを添えた「クアトロフォルマッジ」(590円、いずれもイートイン価格)など。生パスタやグラタン、ポテトなどのサイドメニューやデザートなども用意する。
運営は市内を中心に飲食店を手掛ける王滝(笹賀)。遠藤商事(東京都渋谷区)が長野県エリアフランチャイズ加盟契約を同社と結び、県内初出店となった。今後、2年で県内5店舗以上の出店を計画。来年からはマスターフランチャイズ契約の下、同社を地域FC本部として近接他県への出店も目指す。遠藤商事企画本部宣伝部・武居俊介部長は「フードコートへの出店は初めてだが、短時間・低価格という強みを生かせる形態だと判断した」と話す。
オープン初日には、サラリーマンや親子連れなどで長い列ができた。「日本ではまだまだピザ=デリバリーのイメージが強い。本場イタリアのように、もっとカジュアルに手軽に楽しんでもらいたい」と武居さん。「ファストフード感覚で気軽に、まずはマルゲリータを試してもらえれば」とも。
営業時間は10時~21時。