2017年10月1日、松本市で初めてフルマラソン大会「松本マラソン」が開催される。
市総合体育館前をスタートし、県松本平広域公園陸上競技場をゴールとする42.195キロのコース。松本城から千歳橋、本町通りと市街地を抜けて一部塩尻市を通り、アルウィンや信州まつもと空港付近を走る。制限時間は5時間30分で、原則として5キロごとに関門を設ける。参加定員は1万人で、参加料は1万800円。受け付け開始は来年3月1日。
「マラソンを通じた健康づくり」「世代を超えた地域コミュニティーの『きずな』の強化」「交流人口の拡大と地域経済の活性化」を目的とし、「健康寿命延伸都市・松本」にふさわしい大会を目指す。
現在、コースや会場の運営、給水などに協力するボランティアの募集を行っている。対象は中信地方の中学生以上で、来年8月に説明会を開く。「記念すべき第1回の大会を、ボランティアや沿道の応援などで、市民皆で盛り上げてほしい」と実行委員会事務局の花村憲二さん。
開催までちょうど1年となった今月1日、市職員のランニング愛好家でつくる「屋上ランニング部」のメンバーら約20人が、大会をPRしようとコースを試走。そろいのTシャツ姿で「開催まであと365日」と書かれた横断幕を掲げてアピールした。同日、公式ホームページも開設し、告知プロモーションムービーも公開。今後はフェイスブックなども活用して大会内容をはじめ、観光情報などの発信にも力を入れる。