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映画「金メダル男」、舞台あいさつ投票呼びかけ ロケ地の塩尻・東座は現在6位

©「金メダル男」製作委員会

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 10月22日から公開される、お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんが監督・脚本・主演を務めた映画「金メダル男」のキャンペーン「キャストを劇場に呼ぼう!」への投票を、ロケ地となった塩尻の映画館「東座」が呼び掛けている。

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 同作は、東京オリンピックの年に塩尻市に生まれた主人公・秋田泉一が、世の中のあらゆることで「1等賞」を目指す物語。若き日の泉一をHey!Say!JUMPの知念侑李さんが、大人になってからを内村さんが演じる。出演者はほかに、木村多江さん、ムロツヨシさん、土屋太鳳さんら。

 ドキュメンタリー番組で同館を知った内村さんが15年以上前に訪れ、「ジャッキー・チェンなどに夢中になった故郷の映画館に似ている」と気に入ったという。昨年11月に同館やJR塩尻駅、レザンホールなどでロケを行った。作品には地名や学校名などにも「塩尻」が登場し、「塩尻の金メダル男」と呼ばれる一幕も。「塩尻の風景がスクリーンに映し出されると興奮する。塩尻という地名を全国の皆さんに知ってもらえる機会なので、地元でも盛り上げていきたい」と同館の合木こずえさん。

 キャンペーンは、インターネットで投票を受け付け中。1位になると、公開翌日の23日に内村さんと知念さん、ムロさん(予定)が舞台あいさつに訪れる。同館を含め、松本シネマライツ(松本市高宮)など県内では4館が対象となっている。

 席数が168席という同館。「この席数では…」と合木さんは当初、呼び掛けることをためらっていたというが、地元の人々からの声と協力を得て、「泉一のように『1等賞』を目指そう」と決意。フェイスブックなどを使って投票の呼び掛けを始めた。200を超える対象館の中から、中間発表(10月4日現在)では6位。「映画の舞台となった塩尻に呼ぶことができれば。内村さんに、『塩尻を選んでくれてありがとう』とお礼を言いたい」と思いを込める。

 投票は10月10日まで。13日に結果が発表される予定。

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