松本・中町で現在、浴衣を着て参加飲食店を利用するとさまざまなサービスが受けられる「ゆかた祭り」を開催している。
居酒屋やカフェ、そば店やバーなど29店が参加する。内容は、お通しやデザート、ドリンクのサービスのほか、ステッカーや粗品を進呈する店も。浴衣をはじめ、着物や甚平など和装であればサービスを受けることができる。
「蔵の町の雰囲気に浴衣が合う」と同商店街振興組合なかまち活性化委員会が初めて企画した。「日本の文化である和装の機会を増やすことにもつながれば」と同委員会の土田考康さん。「ちょうど『信州・まつもと大歌舞伎』もあるので、一緒に盛り上げたい」と話す。
学生など若い世代も含め、幅広い層に興味を持ってもらえるようにと、信大付属松本中学校の美術部にポスター制作を依頼。手描きのポスターが20枚以上集まった。ポスターは中町・蔵シック館で展示した後、現在は参加店舗の店先に掲示し、参加店の目印にしている。「写真を撮っていく観光客もいる。それぞれ個性があって面白いので、ポスターにも着目してもらえれば」
7月18日まで。