7月5日からまつもと市民芸術館で開催されている「平成中村座 信州・まつもと大歌舞伎」のオフィシャルグッズが市内各店舗で販売されている。
グッズは手ぬぐい、中村勘三郎さんオリジナル小風呂敷など歌舞伎ならではのものや、風鈴、うちわなど10数種類。中でも松本市のマスコットキャラクター「アルプちゃん」とコラボレーションしたグッズが人気で、「歌舞伎アルプちゃんオリジナルボールペン・シャープペンセット」(500円)や歌舞伎サポーターのユニホームと同じ法被を着たぬいぐるみ「アルプちゃん歌舞伎法被バージョン」(1,000円)、着せ替え用の法被「アルプちゃん歌舞伎法被着せ替えセット」(500円)も販売している。
実行委員会を立ち上げた3カ月前からグッズの開発を開始した。市の商工会議所の協力を得て、取扱店を募集。市内のホテル、旅館、百貨店、土産物店をはじめ商店街の飲食店や宝石店、酒屋など幅広い業種から申し込みがあったという。松本市役所文化振興課主任の大野正幸さんは「開催1週間前から急に問い合わせが増えた。さまざまな業種の方から申込みがあり、街全体が一緒になって『大歌舞伎』を盛り上げようとしていると思う」と話す。
取扱店の一店、松本城内売店では5日に行われた「お練り」の記念セレモニーで紹介されたこともあり、その後グッズを買い求める人が大勢駆け付けた。「手ぬぐいや根付けなどが人気。アルプちゃん関係のものもよく売れる」(同店スタッフ)という。
販売は13日までを予定。取扱店などはホームページで確認できる。
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