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松本で「情報発信力向上セミナー」 県が企業のウェブサイト活用支援

「長野県企業のための情報発信力向上セミナー」チラシ

「長野県企業のための情報発信力向上セミナー」チラシ

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 松本市中央公民館・Mウイング(松本市中央1)で8月3日、「長野県企業のための情報発信力向上セミナー」が開催される。

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 同セミナーは、県が主催する信州らしい企業のウェブサイト活用支援プロジェクト「SHINSHU BRAND WAVE」の一環。信州ならではの物産を扱う企業の経営者や広報担当者を対象に、自社のウェブサイトで効果が得られるよう、セミナーと支援プログラムを通じてサポートする。

 当日は、キノトロープ(東京都)の生田昌弘社長が基調講演「Webブランディング成功の法則」で登壇。アジャイルメディア・ネットワークの取締役CMO・ブロガーの徳力基彦さんがウェブマーケティングをテーマに「ファンを重視したネットコミュニケーションの可能性」、ヤッホーブルーイング(佐久市)の井手直行社長が事例紹介「『よなよなエール』成長の軌跡~ネット通販で人気爆発!そして国内シェアNO.1へ~」を行う。「インターネットを使った情報発信力を高めるためには、コーポレートサイトとソーシャルメディアの活用が重要」と委託運営を行うJBN(長野市)の常務取締役・坂田大輔さん。「それぞれの専門家に加え、両方を活用した成功事例を紹介することで、情報発信の可能性を感じてもらえると思う」と話す。

 今後は、同セミナー参加者から支援プログラム受講者を募り、講座(全5回)や専門家と一緒に改善プランの作成を行い、来年2月には県のアンテナショップ「銀座NAGANO」での展示会も予定する。今冬には、受講者以外でも参加できるウェブ担当者とクリエーターの交流会を県内4地域で企画。県全体の情報発信力を高め、地域の活性化やブランディングにつなげることを目指す。

 同プロジェクトの名称は、「企業の情報発信力が高まることで、商品やサービスが波のように絶え間なく信州から発信されていくことをイメージして付けた」と坂田さん。「ウェブ担当者や広告代理店、制作会社など、ウェブを使った情報発信に興味のある方はもちろん、ぜひ企業の経営者や、決定権を持っている方にもご参加いただき、ウェブサイトを活用した情報発信の可能性にあらためて期待してもらいたい」と広く参加を呼び掛ける。

 開催時間は13時~16時30分。参加無料。申し込みはウェブサイトで受け付ける。締め切りは7月24日。同4日には、長野市のJA長野県ビルアクティーホールでも開催する。

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