松本・女鳥羽川沿いに手打ちそば店「水舎」 大正時代の蔵造り建物生かす

落ち着いた雰囲気の店内

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 松本・大手の女鳥羽橋近くにそば店「水舎 松本今町店」(松本市大手2、TEL 0263-87-7086)が5月25日、オープンした。

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 席数は1階と中2階にカウンター、テーブル、小上がり合わせて45席。2階には6室を用意し、予約や宴会利用に対応する。山形村にそば店やそばカフェなど4店舗を展開する水舎屋(山形村)が市内初出店。場所はカニ料理店「きらら」跡で、必要なところだけ改装したという蔵造りの建物は大正時代に造られたものだという。

 「粗びきそば」(1枚900円、1.5枚1,300円、2枚1,700円)は地元の高地で栽培された良質な玄そばを使い、殻付きのまま石臼で自家製粉して独自配合している。「粗びきすると、そば殻やそばのかけらが多く残り、風味豊かになる」と店長の峯村卓磨さん。ほかに、二八そばの「田舎そば」(1枚800円)や十割の「生粉打ち」(1枚1,000円)なども。山形村の名物で、同村産の長いもを麺状に切ってのせた「やまっちそば」(並=894円、大=1,139円)も提供する。

 「そばやきもち」(324円)や「ニジマスの空揚げ」(432円)などの一品料理や、そばを使った「特製そばアイス」(324円)、「ふんわりそば茶ムース」(450円)などの甘味も用意。アルコール類は「大雪渓」や「真澄」「木曽路」(以上、升440円~)など地酒を中心に、ビール、焼酎、ウイスキー、ワイン、カクテルなど幅広く取りそろえる。「天ぷらそば会席」「とうじそば会席」(以上3,000円)や宴会コースも。

 「少人数から大人数まで、幅広いニーズに対応できる。さまざまなシーンで利用してもらえれば」と峯村さん。「松本といえばそばというイメージが強い。今後は観光客に向けたPRもしていきたい」とも。

 営業時間は11時~14時30分、18時~21時(土曜・日曜・祝日は22時まで)。月曜定休(祝日の場合は翌日)。

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