松本市民有志でつくる「松本都市デザイン学習会」が公開講座「城下町はあるのか?」を4月18日、松本市中央公民館・Mウイング(松本市中央1)で開く。
5月から信州大学などで行われる城下町をテーマにした連続講座「記号としての城下町~歴史・人・未来」の公開プレイベントとして企画。当日は同講座のオリエンテーションと、講座担当講師と市都市政策課職員が「城下町は何か?」をテーマにしたトークを行う。
同講座は来年の4月までワークショップも含めて計11回を予定。建築、環境、コミュニティー、空間形成、景観などさまざまな専門家が講師を務め、歴史や空間、芸術など多彩な切り口で展開する。
「『松本=城下町』といわれるが、今を生きる私たちにとっては曖昧な記号としての『ジョウカマチ』にすぎない。何か新しい意味が見いだせるか、見いだせるとすればそれはどのようなものなのかを考えたい」と同会代表の山本桂子さん。2年ぶり3回目の開催となる同講座のため、1年かけて準備を進めてきたという。「未来の松本のことを考える場になれば。高校生や大学生など、若い人たちにもぜひ来てほしい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は18時30分~。予約不要、入場無料。問い合わせは山本さん(TEL 090-2550-8331)まで。