「まつもとクラフトナビ」を運営する「クラフトのまち・まつもと」実行委員会（松本市中央3）が2つのクリスマスワークショップを企画し、現在、参加者を募集している。

　同委員会はクラフトを通じて松本のまちづくりを進めることを目的として2011年に設立。年間5回ほどワークショップを企画・開催している。昨年3月には、消しゴムはんこ作家と紙箱作家を講師に迎えたコラボ企画を行った。「コラボは初の試みだったが、作家同士のつながりも生まれて面白い企画になった」と同実行委員長の山口敦子さん。

　今年も同委員会ならではのワークショップを開催したいと、クリスマスに向けてコラボ企画を用意。12月1日には、松本を拠点に活動する女性作家グループ「PomPom（ポムポム）」のメンバー4人が講師を務める「ミニサンタのオブジェ＆クリスマスカードを作ろう」を行う。ミニサンタのオブジェを作り、その後、撮影してクリスマスカードにするために背景を描く。オブジェを入れるギフトボックスも作り、カードとギフトのセットが完成。「小学生以上であれば参加できる。親子で作っても楽しめると思う」

　同10日には、「handmade candle lifart…（リファート）」の西牧隆行さんによる「クリスマスキャンドルを作ろう」を開催。松本市の陶芸家・田中一光さんの陶器を容器に使ったキャンドルを作る。西牧さんは一昨年もクリスマスキャンドルのワークショップを行っており、「前回は瓶入りのものだったので、今回は何か別のもの、ちょっと趣向を凝らしたものにしたかった」（山口さん）。数種類の陶器の中から一つを選んで制作する。

　「ミニサンタのオブジェ＆クリスマスカードを作ろう」は同1日13時30分～、会場は中町の「おきな堂」、参加費は1,500円（小学生未満は保護者同伴で参加可能）。「クリスマスキャンドルを作ろう」は同10日13時30分～、会場はカフェ「cafe matka（マトカ）」、参加費は1,500円。どちらも申し込みは実行委員会（TEL 0263-31-8121、タナカラ内）まで。