松本・梓川のカインズホーム近くに11月18日、創作和食「食彩 田まる」（松本市梓川倭、TEL 0263-31-6998）がオープンした。

　店舗面積は約27坪、席数はテーブル・カウンター・小上がり合わせて32席。店内は和風の落ち着いた雰囲気で、広々とした空間を作り上げている。

　ランチタイムは「御膳」を提供。1日20食限定の「田まる昼御膳」（1,280円）は、週替わりで5～6品と、サラダ、漬物、ご飯、みそ汁、コーヒーが付く。さらにデザートが付く「田まる昼御膳 デザート付き」（1,500円）と、天ぷら盛り合わせも付く「おすすめ御膳」（1,980円）も用意する。「いろいろなものを少しずつたくさん食べてもらいたくて。見た目も楽しんでもらえるように、盛り付けには気を配っている」と店主の齋藤麻美さん。

　夜は「川海老の唐揚げ」や「エイひれの炙（あぶ）り」（以上420円）、「山賊焼き」（750円）など居酒屋メニューが中心。刺し身など、その日仕入れた旬のもので提供する品は「黒板メニュー」で紹介する。「おすすめ」は「牛すじの煮込み」（500円）と、旬野菜で作る「本日の田まるサラダ」（580円）。ご飯ものはおにぎりや茶漬けを用意するが、「しっかり食べたい人には定食も作るので、お気軽に」と齋藤さん。

　ドリンクはビールや日本酒、焼酎、ウイスキーをはじめ、「女性でも飲みやすいものを」と、梅酒や果実酒を多く取りそろえる。季節替わりで提供するものあり、現在は全国で2000本しか作られていないという「もも梅酒」（グラス600円）を用意。「ネクターのようなとろりとした感じで、飲みやすい」。コース料理も用意し、宴会にも対応する。「一応『1,800円コース』などがあるが、お客さまと相談して予算に応じて作り上げていくことが多い。満足していただけるようにできれば」

　洋食店で13年ほどの勤務経験がある齋藤さん。洋食店の経験を生かして「創作和食」にしたという。「落ち着いて利用してもらえるように郊外を選んだ。回転の良さより、ゆっくり楽しんでもらえる店にしたい」と話す。

　営業時間は11時30分～14時、17時30分～22時（以上ラストオーダー）。木曜定休（12月30日～1月4日は休み）。