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松本・縄手で「水辺のマルシェ」-野菜やクラフト販売・ワークショップも

幸橋の上には野菜やクラフト作品を販売するテントが並んだ

幸橋の上には野菜やクラフト作品を販売するテントが並んだ

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 松本・縄手通りで6月3日、野菜やクラフト作品の販売、ワークショップなどを展開する「水辺のマルシェ」が開催された。

消しゴムはんこを押して楽しむ子どもたち

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 先月から毎月第1日曜に開催されている同イベント。四柱神社前や幸橋を中心に、新鮮な野菜やクラフト作品などの販売、ワークショップ、パフォーマンスなどが行われた。消しゴムはんこの販売とワークショップでは、用意したはんこを自由に押したり、欲しい柄をリクエストしたりする子どもたちの姿が。「先月は風が強くてテントが飛ばされて中止したので…。今日は参加できて良かった」と出展したNanaAkuaさん。「子ども向けに準備をしてきたので、皆が喜んでくれてうれしい」

 河川敷では、遠山有美子さんによる羊毛フェルトで作るストラップのワークショップが行われた。まずは芯になるフェルトを硬くするために、台の上でザクザクと針を刺していく。最初は「なかなか硬くならないよ」と言っていた子どもたちだったが、10分ほどすると直径2センチメートルほどの球に。色のついたフェルトを巻きつけて、再び針を何度も刺して硬くして、完成させた。「近所なので立ち寄った」という飯澤さん親子は、「水辺でできて楽しい」と笑顔を見せた。

 ほかに、通りの飲食店5店では、テークアウトできる「なわてモーニング」を提供。爽やかな朝の散歩を楽しむ「なわてみずさんぽ」や清掃活動する「クリンマルシェ」、歌や楽器のパフォーマンスやパントマイムなどを披露する「水辺の劇場」も行われた。

 主催は縄手通りの商店主や市内の農家、市民らでつくる「水辺プロジェクト」。2010年11月に通りの活性化を目的に立ち上げた「なわて通りプロジェクト」の一環で、同イベントは昨年に続いての開催となる。「水辺が側にあるという利点を生かして、通りの魅力を発信していきたい」と同プロジェクトの山本桂子さん。「観光客だけでなく地元の人もたくさん足を運んでくれている。来月は女鳥羽川の達人を目指す『水辺を楽しむ』イベントもあるので、ぜひ」とも。

 次回は7月1日。時間や内容はホームページで確認できる。

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