松本の「ライフスクエアCOMO庄内」近くに5月18日、「ねこカフェZaneli（ザネリ）」（松本市筑摩3、TEL 0263-28-7299）が移転オープンした。

猫カフェの看板犬・小梅ちゃんがお出迎え

　3年間営業していた松本駅近くの店舗から移転。新店では猫エリアのほかに飲食エリアも設ける。店舗面積は15坪。席数は猫エリア、飲食エリア共に8席。

　入店すると、店長の唐木佳寿美さんが飼うチワワの小梅ちゃんが出迎える。1年前から小梅ちゃんを飼い始めた唐木さん。犬同伴で入店できる店がなかなかなかったことから、カフェエリアは小型犬の同伴も可能にした。「犬派の人も猫派の人も、一緒に楽しんでもらいたくて」。小梅ちゃんが待つカフェエリアでは、「ベーグル」や「ミニチョコパフェ」（以上500円）などの軽食から、かつお節を好きなだけ削って載せることができる「ねこまんま」、猫にちなんだ仕掛けがある「ねこオムライス？」（以上700円）などを提供する。19時以降は「夜カフェ」としてアルコールも提供する。

　猫エリアでは、トムくん（ロシアンブルー）や伊太郎くん（エキゾチックショートヘアー）などの「創業メンバー」をはじめ、アポロンくん（セルカークレックス）や定春くん（スコティッシュフォールド）などの「若手」12匹と遊べる。あけみちゃん（シンガプーラ）は抱っこが大好きで、老若男女問わず膝の上に乗るという。「おとなしいので子どもでも大丈夫。なかなか膝の上からどかないこともある（笑）」

　猫エリアでは22種類のドリンクを全て300円で提供。14時と18時は猫たちの食事タイムのため、餌に群がる猫たちを見ることもできる。1日6食限定の「にゃんこのおやつ」（100円）は、直接猫たちに餌をあげられることから「猫まみれになれるスペシャルアイテムなので、人気」

　開店は4月末の予定だったが、環境が変わって体調を崩してしまった猫たちをケアするため、約1カ月ずらしてのオープンとなった。「前店からのお客さんや、近所の方も心待ちにしていてくれたみたいでうれしい」と唐木さん。「ワンちゃん連れの方も、食事だけの方も大歓迎」とも。

　営業時間は11時～22時（火曜は20時まで、土曜・日曜・祝日は12時～、以上ラストオーダー）。猫エリアの最終入店は21時まで。水曜定休（水曜が祝日の場合は翌日）。料金は、一般＝900円、高校・専門・大学・シルバー＝700円、4歳～中学生＝500円（以上1時間、ワンドリンク付き）、0歳～3歳は無料。延長は10分ごとに100円。