プレスリリース

「野沢温泉ロッヂ」が国登録有形文化財に登録答申されました~歴史と文化を未来へつなぐ、野沢温泉の新たな一歩~

リリース発行企業:株式会社野沢温泉企画

情報提供:


野沢温泉ロッヂ本館とテラスの写真。人が集う場として、50年間野沢温泉を見守ってきました。

「野沢温泉ロッヂ」の魅力
「野沢温泉ロッヂ」は、1969年にル・コルビュジエの薫陶を受けた建築家・吉阪隆正氏が設計した歴史的建造物です。特徴的な緑の屋根とたまご型のドーム建築が目を引き、ゲレンデから徒歩1分の長坂ゴンドラ近くに立地しています。
冬はスキーやスノーボード、夏はマウンテンバイクやSUPなど、四季を通じて多彩なアクティビティを楽しむ拠点として親しまれています。また、建築ファンからも高い評価を得ており、訪れる人々に野沢温泉の魅力を体感できる場を提供しています。

野沢温泉ロッヂオーナーの想い
八尾良太郎氏(オーナー)コメント:
「世界中を旅する中で、歴史的建造物が大切に保全され、生活に溶け込んでいる文化を目の当たりにしました。それに対して、日本では名建築が次々と失われている現状に残念に思っていました。
しかし、縁があり、『野沢温泉ロッヂ』を引き継がせていただいたことで、良い建築物を手入れしながら残していけば、素晴らしいストーリーが生まれ続け、それを次世代へ継承できると信じています。
私がこのロッヂを前オーナーで名スキーコーチだった山口先生から引き継いだ理由は、山の文化や自然を愛した吉阪隆正氏の建築や、ここで育まれた名スキーヤーたちの歴史を未来へつなげたいという想いからです。継承後は吉阪氏が残した設計図を基に、仲間たちとともに元の設計へ戻すリノベーションを行いました。この取り組みが評価され、今回の登録答申に至ったことを大変嬉しく思います。」

「野沢温泉ロッヂ」
概要:
・所在地:〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷大湯7812
・建設年:1969年(昭和44年)、改修:2014年(平成26年)
・設計:吉阪隆正+U研究室
・構造:木造三階建て
特徴:
・建築デザイン:正六角形の平面を積み上げたドーム型建築。緑の鉄板張りの外壁と特徴的な窓が目を引きます。
・内部構造:中央に吹き抜けのらせん階段を配置し、宿泊室は放射状にレイアウトされています。
・宿泊施設:家族やグループ、ペット連れにも対応したコンドミニアムタイプの施設を併設。
「野沢温泉ロッヂ」は、地域の自然と文化が調和したデザインで、訪れる人々に新たな体験を提供する観光拠点です。

本館中央のらせん階段

アパートメントタイプのお部屋

吉阪隆正氏のデッサン


株式会社野沢温泉企画の取り組み
Vision
 野沢温泉を世界が憧れる村に
Mission
 野沢温泉の文化と自然を持続可能な形で次の世代へ引き継ぐ仕組みをつくる
事業内容
 野沢温泉企画は、「野沢温泉を世界が憧れる村に」をミッションとするまちづくり会社です。村内外の人・アイディア・資金を集めることで村の抱える社会課題を解決し、野沢温泉の文化や自然を持続可能なかたちで次世代へと引継ぐ仕組みをつくります。高齢化で閉業した民宿等の遊休施設を改修し村に足りない機能を補完することで観光の通年化、移住・定住や起業・雇用を促進しています。人口減少に悩む地域において地域と外部の人材が力を合わせ、事業を通じて社会課題を解決しつつ持続可能な地域モデルをつくることで、日本・世界の先例となることを目指します。今後もミッションの実現に向けて、各種団体とも連携しながら持続可能な地域づくりを推進します。

アクセス情報
電車・バスの場合
 北陸新幹線:東京駅~飯山駅(約1時間50分)
 バス:飯山駅~野沢温泉中央ターミナル(約30分)
車の場合:
 野沢温泉村内の駐車場をご利用ください。

お問い合わせ先
株式会社 野沢温泉企画
PR担当:上田亜依
E-mail: lodge@nozawa-onsen.co.jp
電話番号:050-8890‐6608
URL:https://www.nozawa-onsen.co.jp/lodge

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