プレスリリース

【北斎館】イギリス・ノリッジで北斎作品(高精細複製画)の展覧会・シンポジウム開催。さらに日本好きイギリス人が集まる「HYPER JAPAN FESTIVAL(LONDON)」に北斎グッズを出品!

リリース発行企業:一般財団法人北斎館

情報提供:


上町祭屋台天井絵「男浪」

上町祭屋台天井絵「女浪」

北斎館×セインズベリー日本藝術研究所共同企画展の開催

北斎館は葛飾北斎が晩年に訪れた長野県の小布施町にあり、北斎が80代の頃に江戸や小布施で描いた肉筆画を中心に、800点ほどの作品を所有する美術館です。小布施に遺された文化財を未来に残す目的で1976年に建てられ、今日に至るまで、貴重な作品を守りながら地域に根差した調査・研究を行う機関としても活動してきました。2026年に開館50周年という大きな節目を迎えるにあたり、研究の域を海外にも広げ、更なる発展を目指すべく取り組んでいます。今回の展覧会ではその第一歩としてセインズベリー日本藝術研究所と協力し、所蔵作品の高精細複製画を使った展覧会を開催いたします。



イギリス東部の街・ノリッジの街並み


東町祭屋台天井絵「龍」

東町祭屋台天井絵「鳳凰」

この展覧会では、北斎が小布施で描いた祭屋台天井絵「龍」「鳳凰」「男浪」「女浪」、「岩松院本堂天井絵鳳凰図」などの作品を、高精細複製画としてご紹介いたします。偉大な絵師北斎が過ごした小布施と、そこに遺された作品の数々を現地の方々に知っていただく機会になればと思います。この度の高精細複製画制作には、NTT Art Technology社と、アルステクネ社にご協力いただきました。今回展示する複製作品は、高いスキャニング技術とデジタル複製技術で製作されたもので、実物と同等の情報を有し、見分けがつかないほどの高い精度の仕上がりとなっています。

以前の複製作品は、本物重視の美術館ではなかなか受け入れられることはありませんでしたが、近年高い精度の複製画が出始めると、本物を超える魅力が複製画に生まれ、積極的に取り入れる美術館も増え始めています。高精細複製画の出現によって、美術館から持ち出しの難しい貴重な作品や、本来なら取り外しの効かない歴史的建造物に描かれた壁画や天井絵なども、実物と同等の情報を有したまま外部での展示が可能となるという新しい展示の可能性を開きつつあります。この展覧会を通し、現地の方に小布施に伝わる北斎作品について、また高精細複製画の可能性に興味を持っていただければと思います。
開催概要

特別協力:



協賛:



北斎館の北斎グッズを「HYPER JAPAN FESTIVAL」に出品

イギリス・ノリッジでの展覧会開催と同時期にロンドン開催されるカルチャーイベント「HYPER JAPAN FESTIVAL」に、北斎館ミュージアムショップのグッズを出品します。このイベントは、ロンドンの中心部で3日間2万人を超える日本が大好きなイギリス人のお客様が多く集まります。この会場のHyper Japan事務局の出品ブースにて、北斎の商品をお取り扱いいただきます。図録・スノードーム・はがきなどのお手に取りやすいものから、版画・掛け軸・アロハシャツなどの高品質な北斎商品も販売されます。京都の造形作家 給田麻那美氏とのコラボレーション作品、おしりちゃん・ひよこちゃんも展示・販売いたします。



給田 麻那美氏作品 おしりちゃん「あいに」

開催概要


北斎館 50周年記念ロゴ

お問い合わせ先
一般財団法人 北斎館
TEL:026-247-5206
https://hokusai-kan.com/

Instagramhttps://www.instagram.com/thehokusai_kanmuseum/

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