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松本・筑摩にレストラン「森のボナペティ!」-伊勢町通りから喫茶店跡に移転

元喫茶店だった雰囲気を生かした店内

元喫茶店だった雰囲気を生かした店内

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 松本・筑摩神社近くに6月26日、レストラン「森のボナペティ!」(松本市筑摩、TEL 0263-88-7541)がオープンした。

「モーニング」はボリュームたっぷり

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 店舗面積は50坪。席数は1・2階合わせて最大80席。同店は軽食喫茶「森」跡で、店内は喫茶店の落ち着いた雰囲気を生かしている。店内の所々に、ハムや果物などをチョークアートで描いた黒板を飾る。5月まで伊勢町通りで営業していた「おもてなし厨房 ボナペティ!」が名前を変えて移転した。

 「モーニング」(600円)は、ソーセージとカレー風味の炒めたキャベツをサンドしたホットドックをはじめ、ハムエッグ、サラダ、デザート、ドリンクがセットになったボリュームたっぷりのプレート。「朝からこのくらいは食べないと(笑)」と同店オーナーの花岡利明さん(43)。ランチタイムには「ナポリタン」(800円)や「和風きのこスパ」(900円)、「ビーフカレー」(700円)、「ねぎとろしらす丼」(800円)などを提供する。ご飯は、花岡さんが自家栽培する米を使う。

 夜は一品料理がメーン。「ピクルス盛り合わせ」(420円)や「石焼きカマンベールチーズ」(525円)など。「おでん」(500円)や「もつ煮」(420円)などの居酒屋メニューも。「おすすめ」は「ガレット」(1,000円~1,200円)で、食事タイプとデザートタイプの2種類を用意する。

 ドリンクはソフトドリンクをはじめ、ビール、カクテル、サワー、日本酒、焼酎など幅広い。「ボナハイ!」(380円)は同店オリジナルのハイボールで、甘酸っぱさが特徴。「とても人気で、よく注文していただいている。昼間でもアルコールを注文する人が多い」。

 今年1月、花岡さんが「森」のマスターに「場所を変えて営業しようと思っている」と話すと、高齢だった「森」のマスターから「だったらうちでやらないか」と話を持ちかけられ、同所への移転を決めた。45年間という長い期間営業していた「森」への敬意を込め、店名に「森の」を加えたという。

 「日常的に使ってもらえる、20年30年と長く営業できる店にしたい。(2階があるので)記念日などのパーティーもできるので、幅広い使い方をしてもらえれば」と花岡さん。「店舗裏にある畑で野菜を育てて、『菜園レストラン』にするのが夢」とも。

 営業時間は9時~21時(ラストオーダー)。モーニングは11時まで、ランチは14時まで。

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