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松本ピカデリーホルでアートイベント「オト・シネマ」最終回-集大成企画も

「ホンキィトンク@ハーモニー」の準備が着々と進んでいる

「ホンキィトンク@ハーモニー」の準備が着々と進んでいる

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 松本ピカデリーホール(松本市大手4)で7月2日、異ジャンルの表現者が作品やパフォーマンスを披露するイベント「オト・シネマ」が開催される。

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 「ジャンルやエリアを超えて表現者、作り手が集結して自主プロデュースする『冒険的文化祭』」と企画を行う「オト・シネマ企画室」の犬飼繁さん。今回は「さすらいのホンキィトンク」をテーマに、音楽やダンスなどの「ステージパフォーマンス」、イラストや写真などの「作品展示」、カフェやリラクゼーションなどの「マルシェ」の分野で、参加者約20組がそれぞれの作品を披露する。「みんな仕事や家庭を持っている人たち。その中でやっていることに価値がある」。

 メーン企画となる「ホンキィトンク@ハーモニー」は、デジタル紙芝居。イラストで参加する市川真理さんが描いた原画を静止画ムービー化し、10人ほどがせりふを吹き込む。ストーリー中はダンスやバンド、ボーカロイドのライブパフォーマンスを交え、にぎやかに展開。脚本・演出・監督は、音響として初回から同イベントを支え続けてきた「嘉納研究所」(里山辺)の嘉納夫妻が担当する。「表現方法が異なるさまざまな人たちが集まり、影響し合い、コラボレーションする、まさに『オト・シネマ』そのものの舞台。最後の最後にオト・シネマ史上、最高にして最大のステージをお届けする」。

 2007年から開催している同イベント。犬飼さんが、自身のバンドのライブ会場を探していたときに元映画館だった同ホールを見て、「ほかにない会場で面白い。ここで面白いことをしたい」と思ったことがきっかけで始まった。5回目となる今回は最後の開催となる。

 「自分たちがやりたくてスタートしたイベントだが、表現者にも見る人にも喜んでもらえたらという気持ちが強くなっていった」と犬飼さん。「居心地のいい空間を作りたい。5年間の集大成をぜひ見に来ていただければ」とも。

 開場12時、開演13時。チケットは、前売り=1,000円、当日券=1,200円、小学生以下は入場無料。同ホールなどで販売する。参加メンバーやタイムスケジュールはホームページで確認できる。問い合わせは犬飼さん(TEL 090-5417-2580)まで。

※上記イベントは6月30日の地震の影響により9月以降に延期となりました。(6月30日現在)

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