長野県内の一般女性をモデルにしたフリーペーパー「長野美少女図鑑Vol.3」が12月19日、発行された。
同誌は「街の美少女を増やそう」をコンセプトに全国的に広がっているファッション写真誌。自薦他薦の応募で選ばれた県内在住の「普通の女の子たち」をモデルに、県内のさまざまなスポットで撮影する。
3号目となる今回は「恋」がテーマ。「恋をしているときはドキドキしたりむかむかしたり…いろいろあるけれど、女の子は恋をしてきれいになるのは確か」と企画・制作を行うP&Kキーズプレイス(安曇野市)の新井朱美社長。今回はさらなるレベル向上のためにアートデザイナーを迎え、街中だけでなく、小物を使って作り出したストーリー性のあるシチュエーションでの撮影も行った。
スイーツをテーマにした「Sweet of the day」では、キャンドルに囲まれた部屋の中にあるシュータワーを前に笑顔を見せる女の子や、キャンプ場に見立てたサロンでチョコレートケーキを持つ女の子などの姿を収録する。「恋の詩」をテーマにしたページでは、女の子たちの日常をイメージさせる写真にシェイクスピアの恋の詩「ソネット18番」を添えている。
発行日の19日は松本パルコ(松本市中央1)で同誌に登場したモデルたちによる配布イベントが行われた。店内では、Vol.1とVol.2の未公開写真のパネルや全国の美少女図鑑が展示された。モデルとして参加した松本市の内川聖来さんと愛来さん(23)は双子の姉妹。「初めての撮影で慣れなくて緊張したが、きれいにしてもらった自分を見て驚いた」(聖来さん)、「とてもいい経験になった」(愛来さん)と、うれしそうに話した。「今までと違う企画で行えたらと、パネル展を開いた」と松本パルコ・広報の高田智恵子さん。
A5版60ページ全面フルカラー、発行部数は2万部。県内の平安堂、TSUTAYAなどで無料配布する。