松本・高砂通りの入口デザイン募集-「水と人形のまち」のランドマークに

デザインを公募する高砂通りの入口。高さの確保は両脇にある街路灯が目安になる。

デザインを公募する高砂通りの入口。高さの確保は両脇にある街路灯が目安になる。

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 松本市中央の高砂通りで8月から始まる道路の美装化に合わせ、中央東高砂通り周辺地区まちづくり推進協議会が現在、本町に面した通りの入口のデザインを募集している。

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 募集するのはモニュメントを含めた入口全体の総合的なデザインで、「水と人形のまち、高砂通り」というテーマに基づき、通りの雰囲気や景観に合うもの。形状や材質は自由で、複数の設置も可能。現在、入口の両脇にある街路灯や人形会の立て看板は撤去する予定で、祭り舞台が通ることができる高さ(4.7メートル)の確保が必要となる。

 同通りは8月末ごろから市の3年計画で、道路の舗装や、近くの「源智の井戸」から流れるはんの木川の開渠(かいきょ)などの美装化が進められる。「美装化に伴い、通りをアピールするランドマーク的なものがあればという話になった」と同協議会副会長の花岡秀好さん。「当初はどこか建築関係のところにお願いしようかとも思ったが、多くの人の手によって作ることができたらと思い、公募することにした」と話す。

 応募は個人、グループ、法人のいずれも可能。採用者には賞金10万円を贈呈し、モニュメントに氏名を刻む。完成は今年末を予定している。「自由な発想に期待している。難しく考えずに気軽に申し込んでもらえれば」(花岡さん)。

 応募締め切りは8月20日。31日に結果を発表する予定。実施概要と応募用紙はホームページからダウンロードできる。

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