松本パルコ(松本市中央1 )1階のイタリアンレストラン「5HORN(ファイブホルン)」(TEL 0263-38-2140)で7月30日、ワインソムリエとジュニア野菜ソムリエのコラボ会「ワイン&夏野菜を楽しむ会」が行われた。
今回が初開催となる同会には6組13人が参加。料理には松本産のトウモロコシ、安曇野産のカボチャなど地元のもののほか、トマト、ズッキーニ、ナスなど旬の夏野菜を使用。トウモロコシのスープが用意された際には、生のトウモロコシを試食しながら糖度計で甘さを確認。「採れたばかりのものは生でも食べられる。ひげも白いところはお湯からゆでるとシャキっとしておいしい」など、同店スタッフでジュニア野菜ソムリエの資格をもつ藤澤晃穂さんの話と料理を楽しんだ。このほか夏野菜のグリルや、花ズッキーニのファルシー(詰めもの)などを提供。参加者はそれぞれの料理の説明や作り方などに聞き入っていた。
ワインはメニューとの相性を楽しむため、同一銘柄のチリワインで、異なるぶどう品種のものを5種類用意。それぞれの料理との相性などを、同店ソムリエ・木村仁彦さんの解説とともに味わった。「日ごろなかなか提供する機会のない食材を選んでみた」と話すのはシェフの武井寛さん。参加者からソースの作り方などを聞かれ、丁寧に説明していた。
「ソムリエの知識や経験などを会話を通じて楽しんでもらおうと、少人数限定で企画した」と藤澤さん。藤澤さん自身も昨年、野菜ソムリエの資格を取得した。「お客さまとの話題を広げたいと思って取得した。店としてもお客さまにアプローチする機会を増やしていければ」と話す。
次回は8月27日、「旬のフルーツ&スイーツを楽しむ会」として野菜ソムリエとパティシエのコラボ会の開催を予定。10月には「秋の食材を楽しむ会」も企画しているという。